隣のヅカは青い

ヅカファン歴は30年ほど。しかし観劇デビゥは2019年から。それほど遠い宝塚についてのブログです。

宝塚とわたしと

ぼやけていく輪郭とほのかちゃんと2024-25シーズン

新年が穏やかに明けた。 2024-25の年末年始は、我ながら段取りよく準備して、静かに理想的な年越しができたと思う。で。 昨日の、公式の「組替え」の文字をみたときは、「ああやっぱり先日の発表は全部じゃなかったんだな」と予想していたとおりだったなぁな…

2024年 友の会抽選結果と観劇回数

今年の観劇おさめもしたので、友の会で今年は一体何回、劇場にいったんだっけ?と数えてみたら。 意外かこんなもんか 星組公演 『RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~ (アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)』 『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)…

組替えがもたらす「祭り」

多くのファン、ことブログ界隈はみんな「○○べき論」のノリで、組替えをやるべき・やらざるをえない・やらねばならないだろう とどこか待ち望んでる空気を感じていた今日この頃。 仕事して帰宅してMリーグ観戦しているうちに気が付くのが遅れ、夜遅くにSNSを…

次の代替わり

花組:新トップ永久輝せあ体制スタート 2024年9月~ 月組:新トップ鳳月杏体制スタート 2024年11月~ 雪組:新トップ朝美絢体制スタート 2025年3月~ 星組:新トップ未定 新体制スタート 2025年末~ 宙組:新トップ未定 新体制スタート 2025年秋~っていうス…

WOWOWとスカステ特別コラボ編

WOWOW×タカラヅカ・スカイ・ステージ 特別コラボレーション ということで、花組新トップ、永久輝せあメイン回としつつも、なかなか珍しいスカステとのコラボ企画番組となった10月のプルミエール。ちょうど有料チャンネルどうすっぺな…などと思うところを描き…

ネトフリとアマプラとWOWOWとヅカ

かねてよりお付き合いを考えていたネトフリとこの度、契約した。 広告付きの最安プラン、月額890円。現状、毎日ではないものの家にいるときは結構視聴しているが、広告がいつ挿入されるか気が付かないくらい、少ない。初月だからか?そのうち増えるんか?快…

OGを追いかけにくくする地味に重要な問題

美園さくらのデスホリが観たかったが、チケットを取ろうと思ったときには後の祭りだった。 ソラカズキのなんか舞台、キャストに選ばれたことがなんかすごいぞとなっていたやつも、観たいわと思ったが知らないうちにソールドアウトしていた。 去年からずっと…

トップスターが退団するとき

宙組トップスター・芹香斗亜 退団会見の文字をはじめてみた時はうおぅぉぅと唸り声が漏れた。私からみた彼女のこの1年あまりは「立場上、過剰に責めを追わざるを得なかった人」に近い。そして今この退団発表を受けて執拗に彼女を批判するファンも多いことに…

09年月組エリザ、あれから15年。

なんとはなしに過去のあれこれを漁って検索していたら、あの頃のことをふと思い出した。 私はこの頃タカラヅカ舞台をみていなくって。ニュースというかトピックス、演目、誰がトップ?みたいな情報だけふんわりなんとなくチェックしていたんだっけ……。 そう…

月のアイドル、雪の王子様になる

いやあ、正式発表がくると、当然のような気もするし、どこか信じられないような気もするし。ともあれ、あーさが次の雪組トップスターに。おめでとうございます!!それでは囲み取材を自分にしてみます。 まずは今のお気持ちを おめでたいの一言です。彼女は…

舞台で表現される物語のこと

花組大千秋楽の余韻を残しつつ、気になったこと。 物語アルカンシェルではナチスドイツが分かりやすい悪役として登場した。舞台にデカデカと掲げられた赤地にカギ十字の旗に嫌悪感を抱いた感想をいくつかみかけた。 海外のミュージカルでは、ナチスドイツっ…

千秋楽視聴 こぼれ話

れいこちゃんはトップスターだったから、就任時点で「この人あと数年でお辞めになるのね」と受け止めていた。 対して娘役の場合、意外と読めない任期。人によって次期トップスターへ引き継いだり先に卒業したり同時退団だったり、さまざまである。月城かなと…

インターネットとリアル

ただいまマイブログ。 ID/PWはじかれて本気でどうしようかと思った。 端末に委ね過ぎるのも危険だわ。 それは先月のこと まず天華えまちゃんのこと!WOWOWのプルミエールでナレーション! 単発なのが勿体無いほど、歴代でもトップクラスのうまさ(=聞きやす…

再開と再会が近づいてくる

気になった2つのニュースと、ついうっかり月組東京2次の抽選を漏らした件。ウソだろ…?やっちまった…春らしく仕事がなかなかに忙しく気持ちのゆとりがない。観劇予定もないし。日々ご近所の桜の様子を観察・記録しながら体調を整えることを第一に暮らしてい…

選択肢がある幸せ

野球関連のニュースを観ていると、どの球団にはいるかって就職のはずなのに、職業選択の自由がなさそうなルールでずっと不思議だった。 夢見る野球少年が夢かなってプロになれるのに、ドラフト会議というおっさんたちのつくったいけてる制度によって、あこが…

相性とはなんなのか

本人がめっちゃ美女だから誰の隣でも似合う…ってわけじゃないんだなってのがよくわかる宝塚歌劇団。美女×美女の世界だからね。 なのにね、見た目だけの話であってもシンデレラフィットのようなコンビもいれば、どちらも大変おきれいなんだけどおきれいですね…

数と愚者

なるほどねぇとあらためて納得。いまマスコミはヅカ受験生減のニュースが一周。 数は増えているばなしをきいたときは意外に思っていたんだけれども総数はやっぱり減るんですねそりゃそうか。子供の数、富裕層の数ともに減少傾向なわけだし、そこにきて一連の…

花組大劇場千秋楽にウソだといってよ、と思う

いやいや、まだ信じられない気持ちが半分くらい……。東京公演を残しているとはいえ、退団とかウソだろ?カレー君…。 初見、花組アルカンシェル 最初の評判はこう、だいぜっさーんって感じでもなかったけれども別にまあ単体で観たら悪いってわけじゃなくって~…

若さとはしたたかで、繊細で

110期生の卒業式の様子をニュースでみて、あんまりの可憐さ、若い美しさに晴れやかな笑顔に、余計な心配も吹っ飛んだ。 そして、現場にいる人たち当事者たる少女たちは現状をもっとドライにもっとシビアにもっと先までの現実を見通しているのだと感じた。彼…

ブランドと歴史って大事

FF16 公演の中止・順延ばなしがまことしやかにささやかれているが、一段落感があってからお稽古にはいらないと、こちらとしても拍手を送りづらいわけで。ヅカ好きの古参マダムほどFF16どころかシリーズも知らないんじゃないのかなあ~~なんて思うのだけれど…

初めて経験する『声』

OGのなかには、これまでの間、ファンが「そこまでいわなくても」とちょっと引くほどの現役時代の生々しい内情に触れた話をエピソードとして披露した人もいた。そういうことには私もファンのはしくれとして想像できるし、なんだかんだ内情ばなしはきいてみた…

花組お披露目公演発表と『一番好きな演目はなに?』

先日、友人との会話で。「いちばん好きな演目はなに?私はねぇ~、『グランドホテル』かな!」とたずねられた。 えーと。 即答できなかった。グランドホテルは私も大好きで、そもそも小説にしろ漫画にしろ舞台にしろ、とにかくやけにやたらに魅力的なのが・…

ひまりとほのか、みちるとじゅり

キャンキャンうるさい方=野々花ひまり あざといチアリーダー=小桜ほのか 小柄なワイフ=彩みちる けなげな片思い=天紫珠李…私の中の、各娘役が演じるとハマるキャライメージ。演じるキャラ属性(ご本人の性格とか資質とは一切関係ない)がしっくりくるの…

さよならみなさま~みんな月からかえっていく

月城 かなと 海乃 美月 麗 泉里 空城 ゆう 彩音 星凪 一星 慧 まのあ 澪2024年7月7日(月組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団 七夕に去るなんてまあ、月組らしくって なんて会話が界隈で何百回かそこらされるに違いない。 まず 各組ジェンヌの顔と名前が全…

月組の”いま”と”これから”

月組「G.O.A.T」を配信視聴した。 同日2回公演の両方ともをライブ配信する、ということで、当初はそこそこ両方観る気もあり、だいぶ迷ったが、結局昼公演を観てある程度満足して、午後公演の視聴はやめた。 この日はテニス全豪オープンのダブルス、車いすテ…

新人公演の非公開化について考えた

いま一度、新人公演のライブ配信をやめることについての検討はアリなのかもしれないと思った話。 これまでの話 2021年 雪組 東京宝塚劇場『CITY HUNTER』が、新人公演の全編ライブ配信としては初だった。 これの背景には新型コロナウィルスの世界的流行があ…

年末年始あれこれ

スカステのない年末年始は、余計な情報がはいってこなくてすこやかであった。 宙組も一応番組に出られたようで、よかったなと思う。この組を排除しようとすると、その問題は他の組も全部抱えているわけだし、それを責めるファン側も抱えているわけで、やめて…

退団と卒業

ひっそりと、宙組から2名が予定通りに退団していったようだ。 卒業であったはずなのに。彼らに「卒業式」は用意されなかった。そのことが少し悲しい。 優希しおんさん、花宮沙羅さん両名の今後が明るい日々でありますように。歌劇団のホームページをみると既…

2023年のヅカ観劇は、もう記憶の彼方

最後に劇場観劇をしたのは、なんであったっけ……ともはや記憶があいまいである。 事件のことでいっぱいかといえばまったくそうではない。そちらについてももう、気持ちが遠のいている。パワハラが法的に認定できなさそうなこと、それゆえに謝罪要求というのが…

感情論が「ウケる」という愚かさを自省する

現在、仕事上で人を指導する立場にある。 一人は自分より年長の中年男性、一人は若い20代の新人女性。日々、こちらの言動がハラスメントにあたらないか内心びくびくすることもある。 全員調べたらいい 最初の双方会見時にすぐにそれに気が付いたけれども、ハ…