隣のヅカは青い

ヅカファン歴は30年ほど。しかし観劇デビゥは2019年から。それほど遠い宝塚についてのブログです。

観劇

新公ロマ劇 主演の色

配信で満喫した新人公演月組 『今夜、ロマンス劇場で』家での配信鑑賞は、楽でよい。助かる~。 本公演はまだ生観劇できていないので、千秋楽の配信で鑑賞したのみなんだけれども、どちらも映像のみでの印象なので、かえって違いがはっきりしたのかもしれな…

配信視聴にプログラムダウンロードが。

楽天でのタカラヅカ配信視聴にすっかり慣れた今日この頃。新人公演の配信開始については少し遅れて、実現されることになりました。 これについては慎重派の意見もあり、その内容も納得のいくものでもある。なんたって身内向けのものであるという意識がとても…

王家に捧げる配信を観た

忘れがちだが、日本とロシアは隣国である。だから北方領土問題なんてものも抱えている。 ロシアの東端側に日本がある。反対側、ロシアの西側下方にウクライナが接していて、戦争はそこではじまっている。そんな時代の「王家に捧ぐ歌」。作品そのものに感動す…

月組大劇場千秋楽を、配信で観た

久しぶりの配信視聴。 できればはじめては生観劇したいところだったが、なかなか難しそうなので、おとなしくそしてありがたく、千秋楽の配信を楽しんだ。 SNSでの評判は好評、チケットの売れ行きも好調という、素晴らしい船出を飾った新生月組のこれからを寿…

新しい花組を観た

今年は三が日に初観劇という、めでたい感じの観劇はじめとなった。 花組でなお華やかさが増すイメージをもって、期待をもってみてみたら、期待通り・期待以上であった。 とにかくすべてが華やかで美しい舞台 今回の 『元禄バロックロック』『The Fascination…

電波女と隻眼男と、ダンディと空気女と~ 星組を観た。

大劇場お披露目公演であった眩耀の谷 以来になる、星組生観劇となった。 組としてはパワーアップしていた。でも真ん中のトップコンビが不思議と空気。といって他の押出しが特別強いわけではない。またこういうキャラか感である。 『柳生忍法帖』楽しく観られ…

グレイテストモメント 〜女って最高〜

当初はそんなに興味がなかった公演なんだけれど、いろんな方の梅田公演の感想が楽しそうだったので、配信視聴。 超!OGと その場の最上級生クラスのOGてのは、時代が変わってもまとう空気とキラキラは、なんか共通している。 思い出すのは宝塚80周年、そして…

博多座に行ってきた②~夢は追うの追われるの~

宝塚歌劇は新作主義とはいえ、そう都合よくいまの組でやれるショー作品があるわけでなし。 先日まで本公演でかけていたショーを全国ツアーや別箱で、各公演にあわせて修正し再演するのって、お金とか装置とかお稽古時間とか、そういう現実的な理由が一番大き…

博多座に行ってきた①~川霧の橋は渡るの渡らないの~

関東から行くとさすがに近いとはいえない、福岡の博多座。けれどもほんっとうに空港からのアクセス抜群で、福岡空港着陸から20分もすれば博多座につけるの、すごい。うちは羽田空港へのアクセスがいいところに住んでいるので、ますます「通える…」と思ってし…

雪組『CITY HUNTER』とティンパニ歓喜!『Fire Fever!』をみた

これお披露目公演だったっけ?東京公演の、それも半ばを過ぎたタイミングでの観劇だったので舞台が安定していたのもあるでしょうが、彩風咲奈・朝月希和コンビの雪組がもうずっと存在していたかのような、そういう安定感をビシバシ感じました。これほどオー…

風間柚乃バウを観た

ライブ配信はないかなと思っていたけれど、ここから若手も新人公演もライブ配信解禁だよ、となってくれたおかげで、何とか仕事を調整し配信視聴がかないました。 バウホール公演は本当に限られた公演なのでありがたいです。 みたよ!風間バウ 平日なのでバタ…

望海風斗のSPEROを観た

三井住友カード貸切の回を観劇しました。この枠でチケットが当たったのはほとんどはじめてじゃない?てくらいにまあ、私には当選確率が低いVISAの公演チケット抽選なんですが、発券してみてなんとびっくり、ほぼセンター位置の、前からわずか数列目。一応持…

宙組を観て歌舞伎を観た9月

先日、宙組『『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』~サー・アーサー・コナン・ドイルの著したキャラクターに拠る~』『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』をようやく観劇。千秋楽のライブ配信は視聴できなかったので、1回きりの観劇と…

どこを観るかという話

SS席がすべての観客にとって絶対いいかというと、そういうことでもないらしい。 人によっては2階席センターブロックあたりの前方で、とにかく俯瞰して観たい人もいれば、多少観づらくても金額との折り合い第一で、安い席が満足度高いという人もいるし、好き…

劇場版『桜嵐記』

東京にやってきた月組桜嵐記が、宝塚大劇場版とどう違うのか、その印象を考えてみると、 ムラがテレビシリーズ、東宝が劇場版 そんな感じ。うん、そんな感じ。 これは私の観劇の記録 あくまでいち観客であった自分の受けた印象なので、あいまいでありあやふ…

配信でSPEROした話

東宝版、月組桜嵐記を観劇した感想のまえに、望海風斗コンサートの感想をさっくりまとめておく。9月末に観劇予定でありながら配信があることも知らず、あんまり熱心に情報を追いかけていなかった。ヅカ生観劇にひっぱりこまれたのはだいもんの歌声がきっか…

wowowでタカラヅカ

元雪組トップコンビの望海風斗スペシャルであった、特別版宝塚プルミエールと、だいもん&まあやコンビが副音声をつとめる「Music Revolution!」の初回放送日だった。 私はテニスのグランドスラム大会観戦視聴が趣味なので、WOWOWはテニス目的だけれども、そ…

天海祐希の『Kitsch』

いや、ないと思ってたんだけどあったんですねぇ…変則的に。 なにげなくみていたら いつか録画していた、95年のマニフィークタカラヅカ(’95TCAスペシャル「マニフィーク・タカラヅカ」)。ここ最近で言うところ「タカスぺ」ってやつですね。 元々は「TMP音楽…

桜嵐記 夢想ばなし

実は芝居のあらすじと配役が発表されてから、ずっと地味に引っかかっていたことがある。 「ハテ、高師直というのはあの忠臣蔵の高師直のことだろうか」 と。 いろいろと記憶が混同していたので、今後また混同しがちなの自分のためにもきちんと整理しておかね…

星組公演 『礼真琴ショー』を配信視聴した

初日から雨、公演期間中ずっと雨、というせっかくの舞浜公演が雨まみれとなった星組公演。 しかしこれは星組と礼真琴が雨男雨女だったからではない。隣の舞浜ボスが雨男(ランド・シーの新作ショー初日はいつも雨)だから仕方ないのである。 友達がちょうど…

仕事の運とめぐり合わせ

そういえば、桜嵐記・Dream Chaserの公演発表があったあと、スカステの番組でまず、 「月組としてショーが3年ぶり」 「美園さくら、トップ娘役としてこの退団公演が初の洋物ショー」 「鳳月杏、お帽子着用のスパニッシュお衣装が初」 といったなかなか「え?…

花組観劇。感性のトップスターと花

子供の頃はテレビ観劇で親しんでいた花組。 大浦みずき、安寿ミラが好きだった。それから長い時を経て、はじめての花組生観劇の思い出が明日海りお時代でそれも退団公演だったものだから、「なんか劇場の空気が怖いな…」 と思った覚えがある。 その後の花組…

千秋楽と意地の悪いファン心理と

先日の、月組千秋楽はとても良い公演だった。 そしてトップスター珠城りょうの挨拶は、・袴で階段降りての退団者挨拶として ・カーテンコール複数回にて ・幕前で美園さくらを伴って ・公演後記者会見 ・記者会見後スカステニュース用に階段前でと… この日の…

桜嵐記とDream Chaserを観て白雪さち花ちゃんについて書き散らしたい

いつのころから、舞台を観るたびに、特にショーでいつも嬉しそうにニコニコしている娘役さんがいるなぁと思うとそれは白雪さち花さんであった。はじめてスカステ番組で素化粧でお話しする姿を観たときには、おっとりというよりはむしろちゃきちゃきというか…

『桜嵐記』『Dream Chaser』

月組が無事、宝塚大劇場の千秋楽を終えました。 とにもかくにも初日から千秋楽まで無事にやりきれたこと、千秋楽は大劇場が白いお客さんでいっぱいになったこと、なんと幸せな光景かと思いました。 このあと7月10日から東京公演となるわけだけれども、オ…

月組観劇感想、というか紫門ゆりやが凄い件について書き散らしたい

いい評判しかきこえてこない月組、トップコンビ卒業公演をようやく観劇できた。初回観劇感想、と思って書いてる途中に日が経って2度目3度目の観劇をしてしまった。 いずれも震えるほどよくて、2度目は「1度観て全体をわかっているから、(卒業公演の思い…

こどもとタカラヅカ

先日、久しぶりに劇場で観劇。 宝塚大劇場まででかけてきました。久しぶりの宝塚大劇場は、劇場内空間が広いなぁ、とあらためて実感すると共に、客層が東京とは違うなってのが結構はっきりしていました。 そういえばはじめて宝塚大劇場で観劇したときも客層…

国境のない地図はもう描かれない

先日、あの「国境のない地図」がスカステで放送された。麻路さきお披露目公演であり、1995年4月に収録された、宝塚歌劇団にとって忘れられない公演である。 この年の1月、阪神・淡路は未曾有の震災に見舞われたばかり。宝塚歌劇は、終戦時もそうしたように、…

思ったより…雪組ほんものの魔法使 感想

ウーン。いまいちでした。 もとよりファンタジーや童話に関しては選り好みが激しい自分にはあまり相性のよくない原作。 にしても、全体的にテンポよく、とはいかず…衣装は華やかだけど薔薇?暗転?あんまり舞台装置や展開の演出と、舞台に立つ役者たちとがマ…

夢千鳥がすべてを攫っていった

本当だったら、はじめてのバウ観劇で、3列目で、この舞台を震えながら観られたはずだった。 こんな舞台を作り上げて準備して、公演の機会を奪われた当事者たちの思いを考えると、自分などが悔しがるのもはばかれるほど、残酷なことだと、あらためて感じた。…