いやーまさか自分が観劇できるとは…。
台風19号の影響で初日休演で、本日2時間遅れの昼の回が初日1発目となりました。
ちょっとしんみり。昨日の初日を待ちわびていた方々のことを思うと、いいのかな、と思ったり。
初日扱いとなった為に公演後挨拶がありましたが、組長の言葉も、トップ望海風斗の言葉も温かいものでした。
災害に直面するとき、エンタメ業界は難しいですね。
けれど、雪組と望海風斗さんが、めいっぱい楽しませてくれた!
だいもんはショーの「music revolution!」て、一階まなかほどまで客降りして、丁寧に周りのお客様と握手したり手を振ってくれたり、めいっぱい楽しんで!と声を上げて大盛り上がりやってくれました。
「皆さまにお会いしたかった」
という、だいもんの優しく丁寧な物言いは、私の理想とするトップスターの姿でした。
こちらこそ、やっとお会いできた。
舞台上でひとりで歌って、だいもんにはやくおいでおいでしてた真彩ちゃんめっちゃ可愛かったけど、歌すっ飛ばしてたっぷりファンサしてくれるだいもん、素敵だった〜。笑
雪組とトップスター望海風斗さんの言葉と気持ちがダイレクトに客席に伝わってきたショーについて先に書いちゃったけれど、
楽しみにしていたのは勿論「はばたけ黄金の翼よ」
主題歌がもう胸いっぱいでした!
懐かしや!そして新しや!
また聴けるかと思ったけれどあのオープニング一回きりなのよね、アア。
話はとびきりの古典的少女漫画であり、これぞ宝塚って感じです。
2番手扱いは朝美絢ですが、彼女演じるファルコよりも、久城あす演じるグリエルモ伯爵の方が役まわりは上というか、出番があるかな。そして主人公ヴィットリオに横恋慕するロドミアは朝月希和。
この2人の方が物語上目立ちますね。
ヒロインの浅はかな処女を真彩希帆は嫌味にならないようよく演じていました。ともすれば嫌われちゃうところ、ヒーローが惚れる説得力を持たせるのに頑張ってた。
そしてヴィットリオ望海風斗。鬘よかった、かっこよかった!
私が子供のころ、テレビの前で生唾飲んだエロ(くみえる)シーンは、記憶よりアッサリしてた。笑
大きな役なので、だいもんは合ってたと思う。
他には、私がたっぷり観たかった久城あす。
話題の今夏のFNSで、私はえらくノーブルな品と笑顔で長い手足の左の子が気になってて、それが久城あすさんだった。
この全ツでは大活躍ですねー。
でもやっぱり手足、特に足の長いのが目立つかな。
もうひとり、永久輝せあ。
くそ坊の公主を好演。
レビューでも歌って目立ってかなぁ。
綾凰華のJAZZシーンのダンスも心に残った。
トップ以下、よく歌いよく踊る組ですね。とても満足しました。
残念ながら沙羅アンナちゃんが怪我の為休演。
先日の月組公演から、私はすっかり珠城りょうと月組マジックにとらわれていましたが、雪組っていうかだいもんはやっぱり、イイ…!