隣のヅカは青い

ヅカファン歴は30年ほど。しかし観劇デビゥは2019年から。それほど遠い宝塚についてのブログです。

初観劇者の感想が好き

いやーなんでだろう、なんでこんなにも「はじめてタカラヅカ観た!」ていう人の感想はワクワクするんだろう…

入り口はシティーハンター

ファンには好みの分かれるところもあったらしい、雪組シティーハンター。原作・アニメファンの私には面白かったし、初観劇の友達を連れていくこともできる演目だった。
シティーハンターだから興味を持った」という人は私の周辺には多い。アニメ業界関係者の知人友人が多いことと比例しているとは思うけれど。
でも実際のところそれだけ大きなタイトルだったのよね、シティーハンターって。ヅカファンにはピンとこなかったとしても。

トップスター以外に目が行く

先日、久しぶりに会った友人が「雪組シティーハンターにてタカラヅカを初観劇した」、という話をしてくれた。
そのときの私の顔は相当にやけていたに違いない。
話は自然と、誰が気になった?という点に。「トップスターの人?」ときくと「いいえ」、「香役の子?」ときいても「いいえ」
じゃあ「ミックエンジェル役の子?」と思ったけれどそれも「いいえ」

友人は「あの、槇村兄の人!」と力いっぱいこたえてくれた。
面白いもので、タカラヅカは明確にトップスターが目立つ作りだというのに、必ずしもそこに惹かれるわけではなく、ハッと自分に飛び込んでくるスターは舞台のどこかにいる。

初観劇で「槇村兄」に惹かれた友人

この友人が槇村兄こと綾 凰華に一番ときめいた理由をきいてみたところ、目をキラキラさせて
「あんなにどうみても、カッコいい渋い兄貴だったのに、かわいい女の子なんだもの!」
「すごいギャップにやられた!」
「あたまがバグる!どうみてもさあ、槇村は槇村だったのにさあ、あのショーでさあ、レオタードで」
という。友人はなんと、ショーでもしっかり綾 凰華を視認。初回観劇なのにやるな。

このあと「あーーわかるぅ、いいところみてるぅ!」と激しく同意し、綾 凰華のどこがいいかをしばらく語り合った。

シンプルに観えるところを観る、初観劇

この友人は男性で、原作シティーハンターの大ファン。お芝居には誉め言葉しかなかった。
「ぎゅっと詰め込まれてたよね」と振ってみても、それは全然気にならなかったという。私が連れて行った初観劇者の感想も同様で、そういうことは本当にどうでもよくって、ただただ、舞台上で目についた好みのスターさんの魅力にやられるし、雰囲気がひたすら楽しいし、思ったよりわかりやすいね、とか男役といっても自然だね という感じ。
ああ、そうだよねえ、とにかく楽しいよね!ってあらためてこちらも、タカラヅカの楽しさをシンプルに実感する。





にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村