隣のヅカは青い

ヅカファン歴は30年ほど。しかし観劇デビゥは2019年から。それほど遠い宝塚についてのブログです。

星組版1789がすごく星組らしくなりそうで。

なんか思ってたんと違うポスターが話題の星組版1789。嫌いじゃない、むしろイイ。

そもそも本家より豪華になるってどエライ

月組版の1789は映像で何度か観た。やっぱり楽曲がイイ!
で、オリジナルであるフランス版を部分的にだけれど映像で観たら、印象が結構違って。

とにかく月組版の1789は、マリーアントワネットの登場シーンが圧巻の豪華さですごくって、なんじゃコラと思ったのよ。
曲もいいし、それで同じシーンのオリジナルであるフランス版の映像をみたらば、基本的な演出は同じであるものの、もっとあっさりしてちて、ヅカ版ほどのたっぷり感、豪華さがなくてちょっと拍子抜けした。

ドレスというか舞台装置といおうか、の、あのギャンブルに耽るマリーアントワネットのシーン(だったかな)の登場場面は、不思議の国のアリスのハートの女王ぽさもあって。
あまりにあのシーンの愛希れいかがドーン!だったもんだから、記憶の中の1789は、主人公が行方不明である。

有沙瞳のマリー

ファンは当然ながらこの配役を期待していたし、実際その通りとなった。
と同時に、もうこれで退団じゃなかったら彼女の居場所は無くなるのではってくらいに、ファンから卒業花道と言われているのがなんだか落ち着かない。退団に関しては、公式発表前にはその予想すら言わないでおいた方がお互いのためだろう。
マリーアントワネットって、何もベルばらじゃなくとも舞台役者は一度はやってみたいキャラじゃないかしら。
今からどんな有沙瞳トワネットが観られるのか、楽しみ。

オランプ舞空瞳

オランプってどんな役だったっけ?てくらいには、月組版での役の記憶が薄らいでいる。
舞空瞳に似合うと前評判が上々だが、ようは、舞空瞳って姫役者じゃないのよ。
かわいい庶民とか健気で可愛い貧乏人の役が似合うってことなのよ。
舞空瞳の作画って、少女漫画じゃなくて少年漫画のヒロインなんだよな。だから主人公にとってマドンナ的な、「隣の女の子」がよく似合う。

ロベじゃないありちゃん

珠城りょうの役をやって欲しかったなぁ…。
1789が好きになったいちばんの理由は、月組版の珠城りょう演じるあのお役の楽曲シーンが最高にカッコよかったから。なので月組出身かつ珠城りょう退団時に「私のお兄様でいて」と泣くほど慕っていた人と同じ役をやるっていうエモい状況をみたかった…。
けども最強キラキラ極美慎か。デムーランありちゃんと共におおいに期待。

いちばんの肝か瀬央ゆりあ

スカステで最も協調性や場の盛り上げや人とひとの間を埋める役回りがうまくて面白くて顔はきれいなのにめちゃくちゃおもろい子、せおっち。
スターシステムの隙間に挟まってしまい不憫。
今回、見せ場も多いシャルル・アルトワでポスター見る限りまた化粧っけの強い雰囲気でどんなことになるんだろう。

礼真琴は

礼真琴はこのお役、きっと似合うと思うんだよ。なので何も心配していない。ただただ、期待のみ。そんなふうに求められてしまう彼女にかかる重荷は本当に重そうだ。しかしポスターも先行画像も、柚希礼音風味を感じるのは私だけだろうか。
補正の方向性がそっちに寄せているような…?
メイクのせいかな?
なんにせよ体育会系ノリがお似合いである。

星組

星組とは、チケットのご縁が薄い私。
久しぶりの星組観劇がお正月にあったけれど公演中止であえなく飛んだし。
柳生以来か。そろそろ劇場で観たいなぁ。

にしても星組公演は、記憶に残る娘役がいつも3人しかいなくて(舞空・有沙・小桜)、他組より一夫多妻感のあるトップスターと娘123だなぁ、などと思っていた。
今作も娘役の役がまあ少ない。
そこだけがちょっと心配。いい子がたくさん輝きますように☆


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