隣のヅカは青い

ヅカファン歴は30年ほど。しかし観劇デビゥは2019年から。それほど遠い宝塚についてのブログです。

上級生…

5/1付で組替えして、月組の組長が梨花 ますみさんになる。
このニュースをみたときは少し残念に思った。(みとさんは雪組組長でやり切ったと思ったしまた大変な仕事させるなんて、他にも候補はいるでしょうに…)

……いや、いなかったのだな他に。

あれっ?と思ったキャスト表

前回、副組長としても1人の役者としても、もちろんタカラジェンヌ、娘役としてもいつも素晴らしい姿をみせてくれていた夏月さんが卒業。寂しいけどありがとうの気持ちが強かった。その次に光月るう組長も卒業、と聞いてそりゃびっくりしたわ。
おまけに、同時卒業に千海華蘭ちゃんの名前まで。

月組に上級生が、いない

組長、副組長は組の最上級生が担うという。
夏月さんの次、白雪さち花ちゃんが副組長。
で、卒業生を除くとその次の上級生が鳳月杏になる。
ちなつさんは2番手羽根を背負っているから役職はやらない。

となると月組…月城かなとが95期。これトップスターさんだから…その次が96期生の春海ゆう・夢奈瑠音になってしまう。
トップスターを含む組子の相談役・指導役の側面もある組長職はやはり、最上級生が担うべきだろう。
いまトップスターを担っているのが90期前半の生徒たちだから、それより上級生がいたら望ましいのだろうけれど、月組だけじゃなくいないんだわね。

宙組は?

組長卒業、ということではこちらの方が寂しさいっぱい&ひとつの時代の終わりにも思える、宙組組長、寿つかさの卒業。
宙組はトップ交代によって、キキちゃんの上が松風輝しかいなくなる。
宙組は、副組長の秋奈るいが97期!充分ベテランなんだけどまだまだこのあたりの期に対して若手と思ってしまう感覚が残っている。
親戚の子がもう成人してるのに「この前中学生になったよね」とか言ってるおばちゃん感覚。

二極化の専科

紫門ゆりやと輝月ゆうまの2名が専科に異動となったときの発表は、びっくり&寂しい&他組での活躍もみたい の心が三つ巴で。
89期の凪七瑠海、92期の凛城 きら。そしてここに95期水美舞斗が加わる。
この5名以外の専科は10名。

57期汝鳥 伶、京 三紗
59期一樹 千尋
62期夏美 よう
68期英真 なおき
70期万里 柚美
72期五峰 亜季
75期美穂 圭子
76期高翔 みず希
81期悠真 倫

ザ・専科 というべきベテラン勢は10名。
専科の中でも若い5名は全員いずれこの10名のような存在になっていくのかしら…

いきなり経験はためられない

ショーの主演を担えるカチャさんは専科の中でも扱いが特別だけれども実際に舞台をみると彼女の男役姿はやっぱり格別で。
専科に異動となったマイティに関して今のところなんとなく「そのうちどこかの組に異動するのでは」と半ば確信していたが果たしてそうだろうか。凪七瑠海のようにショーの真ん中に特出することができるような専科になるかも。

あと数年のうちに、超ベテラン専科の方々からも卒業される人がでるかも、なんて思う。そうでなくとも、どんなにうまいジェンヌだって次の舞台でいきなり「汝鳥 伶さんのあの味わい」を演技で出せはしない。
若い娘たちの集団に少しのベテラン勢がいるというバランスは不思議なものだが相性はいい。

しかしこの先、確実にタカラジェンヌを目指す子は減り続ける時代にはいるし。専科って一体どうなるのか。
そしてそれ以上に、各組の構成がより一層若くなりがちになるんでは(新公学年卒業が増える)とか、漠然と感じたり。

関東人には1ミリも興味が持てない大阪万博。そのアンバサメンバーがアンバサダーとして本格稼働しはじめる2024年〜2025年あたり。ほんのあと数年後だが、マジで本当に一体どうなっているんだろうね。




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