隣のヅカは青い

ヅカファン歴は30年ほど。しかし観劇デビゥは2019年から。それほど遠い宝塚についてのブログです。

芸名をみたときに真っ先に考えること

客席降り復活とかお茶会復活とか入り出待ち復活とかいうニュースが歓迎ムードだけれど、なんとなく引いてしまっている自分がいる。
とはいえそもそもが、お茶会や出待ちなんてものは無縁な生活をしてきているので、自分がかかわりそうなのは、客席降りを目撃できるかも、くらいのレベルなんだけれども。つまり、あまり影響はないのだ。

ところで少し前に公式に、109期の組配属の発表があった。そのことで気になることをメモ。

組配属、その内容

配属の発表日は「2023年05月11日」で、配属日は「2023年5月29日付」。

☆印は娘役

花組
翠笙 芹南(すいしょう せりな)☆
月世 麗(つきよ れい)
風美 はる帆(かざみ はるほ)
花綺 ちさと(はなき ちさと)☆
風白 ルイ(かぜしろ るい)
夢希 舞香(ゆめき まいか)☆
咲葉 えめ(さきは えめ)☆
優帆 なぎさ(ゆうほ なぎさ)  
 

月組
帆華 なつ海(ほばな なつみ)☆
乃々 れいあ(のの れいあ)☆
翔 ゆり愛(しょう ゆりあ)
朱鷺 あおい(とき あおい)☆
梨乃 すずらん(りの すずらん)☆
飛翔 れいや(ひしょう れいや)
日向 みなき(ひゅうが みなき)
央河 希涼(おうが きりょう)
  

雪組
音綺 みあ(おとき みあ)☆
律希 奏(りつき そう)
結翔 恋(ゆいと れん)
祈菜 さあや(きな さあや)☆
桜菜 みのり(さくらな みのり)☆
星姫 あやか(ほしひめ あやか)☆
清見 ひかり(きよみ ひかり)   

星組
早瀬 まほろ(はやせ まほろ
美鈴 桜(みすず さくら)☆
湖ノ花 なり(このか なり)☆
逢莉 しゅん(あいり しゅん)
花綾 れい(かりょう れい)
美琴 ゆゆ(みこと ゆゆ)☆
星奈 蘭(ほしな らん)☆
彩香 涼(いろか りょう)
  

宙組
楓莉 かの(ふうり かの)☆
輝星 成(きせい なる)
朝絵 咲名(あさえ さな)☆
響 望歌(ひびき もか)
宇河 キラ(うかわ きら)☆
空輝 紫夕(そらき しゆう)
飛月 夏純(ひづき かすみ)
ゆり 遥(ゆり はるか)☆

*なお、碧月光については、初舞台公演休演のため、復帰後に組配属予定   

5/29(月)って何の日なの

その日の各組はなにをしているんだっけ、とみてみると。

花組…鴛鴦歌合戦の集合日…?まだ…?
月組…別箱お稽古中
雪組宝塚大劇場千秋楽の翌日。★109期生初舞台公演
星組…「1789」初日4日前
宙組…東京でトップコンビ卒業公演中

なのかな??
そう!(すっかり忘れていたけれど)初舞台生って、宝塚大劇場でのお披露目が終わってから組配属なのよね。
なぜって、彼女たち、雪組の東京公演についてくるかっていうとこないのよね!

宝塚歌劇団にとってお披露目すべき劇場は宝塚大劇場。東西同じ扱いではないのよ…という意地悪な話なわけではなく、単に歌劇団は予定が詰まっているので、新劇団員をこのタイミングで他組に配属してそれぞれのお稽古に入らないと間に合わないんでしょうねぇ。

まあそうした事情のおかげで、過去には月組ピガール東京版でスゴツヨラインダンスを観ることができたんだけれども…、ムラ公演での初舞台生たちの可愛さ、フレッシュさはやっぱり格別で。
初舞台生にしか出せないあのすごいキラキラってなんなんだろう!すごい!て毎回思う。

で、109期生

私の場合、タカラジェンヌの芸名は『タカラジェンヌよ!ていうお名前』と『汎用的な芸名にもなりうる字面のお名前』の2つの種類に分けて眺める癖がある。
芸名の候補は3つほど提出しなければならないらしいが、過去のジェンヌさんと被ってもいけないし、芸名なのだから、誰かと似ているものもNGでかつ、ある程度は「花鳥風月っぽさ」が好まれ……となると確かにそれは、年々難易度はあがるだろうなあ。

109期生のお名前を観てもだれがだれやらわからないけれども、名前だけで「わかりやすくていいわ」と思ったナンバーワンが
清見 ひかり(きよみ ひかり) さん。雪組配属。姓も名もみたとおりの音でなじみのある響きで。ジェンヌみもあってかわいい。

そして「タカラジェンヌよ!ていう名前」私的ナンバーワンは
宇河 キラ(うかわ きら)さん宙組配属。このお名前、いまどき&レトロの融合っぷりがハイセンスで、ドキッとするお名前。男役かとおもったけど娘役さんなのね。
どのお名前もきれいでかわいいが、このお二人はお名前から気になる子になった。

卒業後も芸能活動を見据えてる?

お名前に「舞」が入っている子はきっとダンスが好きだったり得意な子、「歌」や「音」がはいっていると歌が好きだったり得意な子だよ というファンのお話をきいて、なるほどー!と思ったことがあったけれども、こうしてお名前を眺めてみると本当に純粋な「好き」とか「夢」が詰まっているなあって感じる。

いまのOGのなかで、最も広く認知されていて人気が強いといえば、天海祐希だけれど、彼女の名前も実に美しい。
天海祐希」がこうも日本中の人に愛されて定着している大きな芸能人になったのには、彼女の名前が花鳥風月系過ぎるものになり過ぎず名前の字面からの偏見を受けにくい、社会性の高いお名前だというのもあるのでは、なんて思う。
社会性の高い名前ってなんだよ、というと、私の偏見ではあるけれども。特別感となじみのよさの同居が絶妙だなぁと。





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