隣のヅカは青い

ヅカファン歴は30年ほど。しかし観劇デビゥは2019年から。それほど遠い宝塚についてのブログです。

カード会社主催「S席観劇チケットお食事プラン」+S席観劇の記録①

こまけぇことはいいんだよ 鳳月杏、カッコイイからさあ!

そういうアレだったかな


全体的な感想は以上となります。

私、おなパン過ぎてギリギリに劇場に行く

胃痛がするほどバイキングを堪能したあと、散歩がてらホテル1Fを散策しつつロビーでボーっとして休んでいたら、危うく13時15分。隣とはいえギリギリになってしまった。30分以上経って、満腹ピークをやり過ごした私ことボンクラが座席に着いたのが開演5分前。列の端よりの席でよかった。

私がいただいたS席の座席位置は、1階16~18列あたりの40番台後半だったかな。友会でもそうでなくても、下手寄りに座ることが多い(気がする)けれど、珍しく真ん中よりちょっと上手側だった。
9列目あたりに座るよりもなんというか、目線が来ますわね。スター様がたの。

私、開幕早々急な眠気に襲われる

座席におちつき、ゴールデンリバティ開幕。最初のタイトルロゴの飾りっていうのかしらね。開演前からでてくるやつ。あのかたちが意味するところは後半わかるんだけれども、
バットマン…?いや黄金バット……?」と戸惑いましたね。※どちらの蝙蝠とも関係ございませんでした。

このお芝居、開幕から群衆芝居というか、最後まで首尾一貫して、組子全員に見せ場があるような実によい采配でとても目に楽しかったんだけれども、温かい座席におちつくと、問答無用で気が遠くなって。胃の圧迫感はだいぶましになっていたものの、消化で胃腸がフル稼働中だからポワワーとする。これはまずいな、と思ったんだけれどもね。

この眠気が吹っ飛んだ瞬間てのを、私、死ぬまで忘れないんじゃないかなぁ。
タキシード姿での乱闘~わざわざ上着を脱がせる気が利く強盗団~ジャケットを脱ぎ捨てた状態でポッケに手を入れスポットライトの中に立つ、足長イケメン

からの、蒸気機関車ワイルドバンチの生き残り、ジェシー!!!

「きゃああああああ かっこいいいいいいい!!!」のはじまりはじまり~ですわよ


キタワア!と久しぶりの月組、ひさしぶりのちなつさん、そしてはじめましてのトップスター鳳月杏にワクテカの私。

ただいったんそれは置いといて、この時感じた、やたらディテールにこだわった蒸気機関車の特大舞台装置。こいつの存在感のでかさはあのエンディングへのフラグだったとはね……。
あのぶっとびエンディング(好き)のね……。

私、トップスター鳳月杏の新体制月組にわくわくする

ゴールデンリバティ…に限らず最近の新作オリジナルで割とよく感じる、2次元感。「アニメの○○っぽさそして、○○のアニメっぽさ」みたいな感じは、まーありますね。タカラヅカに限った話ではなくこの時代に広がっている様々な作品に共通して言えることだけれども。

今作は2時間スペシャルのルパン三世感と、ディズニーアニメ感があったかな。既視感としては。この感想を抱く機会が増えている気がするな…。


「やあ、オレはジェシー!しがない西部の男…ただし今の姿は、だ。かつてのオレはこのアメリカ西部を震わせた列車強盗団「ワイルドバンチ」のメンバー。あくどい真似をして金貨を稼ぐ連中からほんのちょっと…車両1両分くらいの金貨をいただいてたぜ。ただし人殺しはしない、それがワイルドバンチのポリシーだ」


…みたいな自己紹介らしいシーンや台詞は主役も脇役にも極力与えず、ポンポン出てくる登場人物たちの掛け合いや展開でみせるように作られていた ように見えたよ。
ストーリーに関しては特に混乱もせず最後までみられたかな。

?ってなったのはクライマックスの、大統領が出てくる大立ち回りシーンの現場と、その後の大団円最後のシーン、私の脳内では浜辺かな?だったんだけどぶちこまれる蒸気機関車ですもんね。夢かな?

途中のサーカス団についても「専用列車」ってずいぶん資金力あるんだな、とか余計なことが気になったり、五つ子団長ってやらかし過ぎだなとか結局ヒロインとヒーローがサーカスやりまくるシーンが大してなくってアレ?って思ったりもあったけれども、花妃舞音ちゃんの人形遣いはうまかったわ。あのサーカス団で大陸横断しないとクライマックスシーンの現場に行けないってことなのよね、要するに。

まあ、ともかくも要所要所でポスターにもなっている例の衣装でちなつさんが出てきたとたんに「かっけーな…」て気を取られるから、わりとなんでもオッケーて感じになりましたね、ええ。
それがなくとも決してトンチキではなかったな。よくもまあ詰め込んだなと思った。
この舞台の目的というか、どういう思いでこの構成になったかが実にビンビンに伝わってきて。
ガンガン場面が展開していって、様々な衣装やシチュエーションを演じていく姿をみせるぞってのは、お披露目という特別な公演への作・演出家の愛と気合だと思いましたわ。

私、あましちゃんの印象がぶれぶれ

ヒロインあましちゃんを観ていたら、これまで、彼女の声に関する印象が意外とうすかったなぁ、などと思う。第一声は「思ったよりかわいい(幼げ)ヒロイン声だな」と思ったし、歌いだしたら高音域に声色が変わるタイプがちょっと久々で「あましちゃんてこういう感じだったのか~」と新鮮。

彼女の過去作だと、やっぱり一発目に出てくるのはありちゃん主演のブエノスアイレスの風。あそこで彼女は文字通り身を削ってヒロインに挑んだあの姿が強烈で。
その次がピガール狂騒曲のミスタンゲット。アレかわいかった~。
そしてスカステで、るねちゃんが先生役でバリバリやってくれてたダンス振付もののキャストの一人としてのあましちゃん。

ようここまでたどり着いたなと、ほんと、えらい。ショーのデュエダンもよかったな~。踊れる人ってやっぱ映える。

私、なんか印象が変わった月組に出会う

ポイポイ場面が変わるんで、誰が誰やっけ、なんて、名前と顔を一致させるのに忙しかった本公演。特に目立って映えてよかったなぁと思った一番(トップコンビを除く)は、礼華はる。

ここんとこ彩海せらとのポジション争いで、次期ガイズでも抜かされたんか疑惑が出とるけれども、ぱるくんの良さはとてもとても、匂いたってた!
ぱるくんは他の人があんまり持ってないものを持ってる人には間違いない。あみぱるニコイチ扱いがすごかったけども、彩海せらはたしかにキラキラ系なんだけれども、ふっと空気を変えるようなあの目立つ存在感は礼華はるだけが持つスゴイモノだと思う。

あと大楠てら君が目立ってましたねぇ。身長がでかいってだけじゃないよ。いい男役になりましたよねぇ。

月組は顔となるジェンヌが多い組だなあと前から思っていたので「あの人はもういない」なんてことをぼんやり思ったりもしたけれども、なんというのか、新生月組は個の個性がより目立つようにみえたかなぁ。

私、変化を楽しむ

うーちゃんが老け悪役に挑戦していましたが、かつてはまゆぽんあたりがやってた役でしょう。うーちゃんぽくみえなかったので◎だよね。るねちゃんも、普通の男にみえるスマートさが実に締まってた。
ぱるあみ筆頭でわらわらした無法者メンバーは月組期待の若手チームで、なかでもやっぱり七城雅が一番見分けがついたかな。

二番手風間くんは、意外と出番がなかったよね、芝居。アレって思ったわね。色々書いてたら登場シーンが削られたんじゃなかろうか。ビジュアルの作りはお見事。
もっと動いてほしかったな。彼女はずっと違和感なくそこにいて、その姿勢はもっと下級生だった頃から一貫して変わっていないように思う。

彩みちるちゃんはカメレオン過ぎて、どの役やってるのかよく確認しないで観てたものだから、だいぶ経ってから気が付いた。ショーでも顔の小さい子がおるなとおもったらみちるちゃんだったりして。

組子の顔がよくみえるから、やっぱり私、月組好きなんだわね…。




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