「ボクらの時代」で望海風斗が、女としてのあれこれを語っていたけれども、媒体の取材でもより詳細に語っていて。
これって舞台「マスタークラス」のプロモーションでもあるんですねきっと。
yoi.shueisha.co.jp
(前編中編後編、それぞれ違って面白かった!)
舞台でヒロイン格や主演格を演じるのに、若い娘であればあるほどよいという価値観は、少し遠のいたにせよ、OG退団後のキャリアに年齢の影響はゼロではないわけで。売り方とかね。
だいもんは最初から大人の女とか、ちょっととうがたったキャラとか女ざかりの女とか、実年齢やキャリアに合った大役を次々と務めているので、同時退団して同じように舞台にでまくっている真彩ちゃんとはキャラ被りせず、活躍しているなあ、なんて思っていたのだけれども、本人のなかの大役への葛藤などキャリアに関しての思いは大変なことだったのですね。
卒業して舞台から降りる選択もあったというのにも、そうか という思いと まさか という思い、両方感じた。
それはそうとして
そういえばだいもんが番組内で「(子供だった自分には)男役が怖かった」と語っていたことに大きくうなずく。私も近いこと思ってた!
化粧してるしなんか怖かったという表現でしたけれども、私は「男…?」て感じだったのよね。娘役は確かにかわいい女性にしかみえないけれど、男役は、なんだろう、「女にはみえないんだけどめっちゃ化粧してるし男ってわりには赤い口紅だし」みたいな。
???ってなってたんだとおもう。
それで、少女時代の私がどうやって男役を観ていったかの感覚を思い出した。
第一条件にして最大の条件
「タカラヅカはお好き?」「どのスターさんが入り口だった?」とかいう問いについて「私は○○さま!!」て答える生き物、ヅカファン。
私はこれまで「涼風真世!」「杜けあき!」「紫苑ゆう!」「安寿ミラ!」とこたえてきたのだけれども、はじめてテレビでみたタカラヅカは彼らが2番手最終コーナーくらいの映像がメインだったと思われる。
じゃあどうして当時のトップさんよりも彼女たちに惹かれたのかというと、「見分けがついたから」という……。
顔だちの特徴がおぼえやすい順に好きになっていったんだわ。
トップは真ん中にいて主演しているから見分けはつくかと思いきや、案外そうでもなかったのは、子供だったのでお芝居の内容もあんまりわかっていなかったためだったのかもなぁ。
残念ながらいまでも若手の見分けはあまりつかない。というか、初見では全く見分けがつかないですわ。メイクで。
顔立ちで、「あ、これは○○だ」と認識できるようになるとその人の舞台姿に何の違和感もおぼえなくなるものの、そうでないといつまでたっても、違和感というか、なんだかよくわからない感じがつきまとっていたように思う。
だから、少女時代のだいもんが「こわかった」と表現したことばにはすごくわかるわかる、と自分の記憶も刺激されたのだ。
ジリジリした思い出
あるとき、テレビ(テレビ神奈川であったかBSであったか)で、繰り返し「紫禁城の落日」を放送していたころがあった。日向薫のサヨナラ公演。
このときの二番手紫苑ゆうが日本人の軍服(はいからさんの少尉とおなじやつ)を着用していて、ほかの登場人物と違ってわかりやすかったから、このキャラだけは、一度引っ込んでまた別の場面で出てきても同じ人だ、と見分けがつくシーンがあった。
そこで、いっしょけんめいに「紫苑ゆう」を自分にインプットしたことを思い出す。
なんてノーブルな、美しい人なんだろう、と(のちにだいぶ面白い人だとタカスペの放送を観て知りショックを受ける)。
一度舞台袖に引っ込んでまた出てくるときには、全員、名前をだしてよ!とテレビに向かってなんど思ったことか。
生観劇して気になるジェンヌができたときに、どうにかして正確に名前を知る方法がもっとないものか……。