GW期間も半ばを過ぎた頃に、暇だったのでネトフリで細木数子ドラマを見た。
が、途中でちょっと挫折中断をはさみつつ観た感じ。一気見ほど熱はあがらず…。
主演、誰かわかんなかったけれど戸田恵梨香だったのにはびっくり。しかし、女優のなかでも細身な印象の彼女がキャスティングされた理由はなるほどで、ドラマの半分以上、若かりし頃の物語なので、私の印象にある貫禄ある恰幅のよい姿以前の物語なのね、昭和の。
テレビでブイブイ言わせてた時代の細木形態模写的なお芝居は、細身すぎる弱点が気にならないほど立派で、本当に戸田恵梨香なのかわからなかった。
しかしドラマ多くの時間が割かれている成り上がりの部分は「これ、細木数子じゃなくても通じるはなしだなあ」ていうのが正直な感想。「戦後のドヤ街から苦労して立身出世した女の話」は既視感がありまくりで、別の女性の一代記の起承転結の起承の部分として共通のおはなしって感じ。ウーンと思っていたけれども、最後の2話くらいでの転換が見事で、最後は面白かった。
ま、それと花組は関係ないんですけれども、ちょっと連想したことがあったので。
ショー。エルデセーーーオ
冒頭、デカめの紫のなにかが銀橋に出てきたんでもしやと思ったら、やっぱり路線スター男役の女姿でしたね。全員美人!あと迫力!
表向きはうやむやにいなくなった某大介氏の演出を思い出し懐かしくなった。
その後のヒラヒラ衣装の娘役・男役の美しさが衣装が引き立ってとってもあでやかで。対照的に真ん中に出てきたトップスターの衣装が白黒だったのがちょっと意外で、実に印象的だった。
ヘアカラーが自由でよき
路線男役たちが、結構…かなり派手にヘアカラーを遊んでくれていたので視認性が上がって助かりました。アレ、あとから「あの緑の髪の子…」なんて認知されやすくっていいわね。
でもそれがあってもなくても、ショーの華やかさ、キラキラ感がいつでもかわらずまぶしくって、花組のショーらしくってよかった。
海辺の、聖乃あすかチームと極美慎チームの、どうせみんなカップルになっちゃうぜ対決も、わかっちゃいる展開なんだけれども安定。
ここも色合いとかお衣装がなんかいいなぁって思っていた。
その後のタンゴシーン。最近よくみるタンゴシーンと男女の痴情のもつれ。紫門ゆりやが艶っぽくて、でも腰が痛いからダンスは~の小芝居が最高。
星空美咲演じる女のしたたかさもよかったわね。もうちょっと未練を残すかと思いきや手のひら返しの振付が秀逸。
リメンバー・ミー
ショーの開幕の衣装の雰囲気からそうかな?と思ったけれど、やっぱりこのショーは死者の祭りがテーマのようで。星空美咲のリメンバー・ミー。よかったですねぇ。
ガイコツの張りぼてみたいな、お祭りの行列っぽいのも立派でさすがヅカ。
客席降りが、今回通路席だったんで美咲ちゃんが先頭できてくれてワーっとなりました。ハイタッチとかはないパターンの客席降りだったけど、振付踊りもなかったんで、ありがたかった。あっても毎回焦ってるうちに踊れなくってね。
美咲ちゃんは1階の、20列の後ろあたりにある、スターたちが横切る通路のところで、お客様のあたまをポンポンされてて、されたお客さんたちの死角に入ってからのそのいたずらを
するさいに、ちょっとためらってて。そっとポンポンしてたところを目撃。
ひとこちゃんらスターが後ろでなんかやってたけど、1階の後方通路側席の結構近い位置にいた私の場所からも、なにをしてたかよくわからなかったが、
20列以降の最後尾のまんなからへん(よく総見とか?で会のひとたちが占めているエリア中央)で並んでお辞儀とかしてたんで、誰がいらっしゃったのかしら。
客席降りを楽しめる位置にいた私ですらその辺はよくわからなかったんで、2階席はさみしいねこれ…。
独自演出
クンバンチェロも、やるとは知らなかったんで、最初に「アレもしや?」とおもったらまさかので。確かな歌唱力ありきですわね。静のクンバンチェロ。
ただ単に合唱してみたってんじゃなくて、ちゃんと意味があるというか、ただ独自演出してみた~っていうんじゃなくてちゃんとすごくすごくよくて、印象に残った。
男役の黒燕尾も、スタートがバキバキにみんなハンサムで見ごたえがあった。
あったけど、聖乃&極美がみあたらなくて、あとからでてくるのか?と思ったら最初から定位置にいたんで、ここがちょっとアレと思ったかな。これは今回の観劇体験全体にいえることで、聖乃&極美の並びが品よくまとまって溶けてる感じというか。これはこれでいいのかな。
デュエダンも、デュエダンでーすって感じよりかは前後とつながってスルーっとはじまってサラーっと銀橋でてきてすーっとおわっていったんで、この辺も含め演出家の個性なのかなと思います。サラサラフェイスパウダー的な。
なんにせよとてもよくて、いいショーだったなぁ、ヅカを観たなあという実感もたっぷりで、大変満足した。