隣のヅカは青い

ヅカファン歴は30年ほど。しかし観劇デビゥは2019年から。それほど遠い宝塚についてのブログです。

舞台で表現される物語のこと

花組大千秋楽の余韻を残しつつ、気になったこと。
物語アルカンシェルではナチスドイツが分かりやすい悪役として登場した。舞台にデカデカと掲げられた赤地にカギ十字の旗に嫌悪感を抱いた感想をいくつかみかけた。
海外のミュージカルでは、ナチスドイツって題材は普通に受け入れられるのかな?と思って検索してみたけれど、そもそもいまどきのブロードウェイはそんなもんどこもやっていないようで……。

まともな反応と配慮モンスター

世界の歴史上の出来事のなかでもなかなかにセンシティブな「ナチスドイツ」で「カギ十字」。私はまあ、物語上のわかりやすい悪役のアイコンとして今回も使われたな~くらいにしか思わなかった。

とってもセンシティブなものを安易に使うなんてプン という感想もわからいでもないが、もう少し冷静でもいいのではと思う。
2015年くらいだったか?東京オリンピックを目指して世界中からやってくる観光客向けに日本の地図のマークもわかりやすく刷新しようという動きがあり、寺のマークでおなじみの「卍」が、五重塔的なイラストのようなマークに差し替えられることがあった。

これに対し海外でなかなか物議をかもして、みんな大好き英国BBC
ナチスドイツが数年使ったマークを想起させるからという理由で、5000年くらいある卍を差し替えるなんてしなくっていいのに…」
というのが主な欧米人の反応として取り上げられていた。

卍はヒンドゥーの神様の胸毛を起源としており、とてもとてもおめでたい吉兆マーク。5000年(の歴史があると言っているのはヒンドゥーの本拠地インド人)VSドイツの数年だけ使われたポッと出カギ十字 なら圧倒的に5000年の卍だし、気にすんなよ!というコメントは頼もしく清々しく感じた。

推察するに日本人の有識者もそうしたことはわかっているけれど「めんどくせぇのに騒がれるのやだな」ていう危機回避能力と配慮ムーブメントが発動したんであろう。

馬鹿な犬ほどよく吠える

慣用句はいい。こんなに的確な表現があるんだもの。私もここでこんなブログでわんわんと吠えているなう。

ただ地図のマークの件だけではなく、昨今の主に炎上目的と思われるSNSでみられがちな「○○に配慮しろモンスター」はSNSの場合、炎上するとインプレッションが稼げて金になる(1000インプレで4~600円らしい??)ことから真偽不明の内容が散乱しているが、こうしたカネ稼ぎ的なノイズを除くと結局のところ
「少数派の意見や行動は少数派だから珍しいのでいろんなところで話題になりニュースになるがゆえにそれ以外の大多数の問題より大きくみえがち」
なのを、真に受けちゃう人たちがいて、そこが問題なのかなと感じている。

なので日本の大衆娯楽でわかりやすい悪役として登場したナチスドイツに「けしからん!」ていう声も、私には少数意見として目立って目に付いたのだろうと分析。
そしてアルカンシェルのカギ十字に嫌悪感を抱いた人の気持ちを解体すると、根っこは2つあったのではないかな?と私は思っている。

・歴史的にセンシティブなものを安易に使うなんて…という素直な反応
・またカギ十字かよ、飽き飽きだ!ヅカの脚本演出はまたこれか!という作品や演出家への不満のはけ口

どうしてもそれを登場させて描かなければならなかったのだなぁという観るものに与える説得力が、物語に足りなかったんではなかろうか。
軍服カッコイイと感じることへの不謹慎感なんかも混ざっていたかもしれない。まゆぽんをはじめとする演者のパワーは素晴らしかった。

もうすぐトニー賞

ミュージカルといえば米国ブロードウェイ。毎年6月にトニー賞が発表される。WOWOWで生中継がある。ノミネート作品の名場面を授賞式で生でやるもんだから楽しいので、ここ数年結構みてる。のだけれどどんなミュージカルがいまブロードウェイで受けてんのかな?ていう視点だと…いまいちピンとこない。

2024年の作品賞にノミネートされた作品たちから、最新の世界のミュージカルシーンと日本のタカラヅカ歌劇とはどんだけギャップがあるのかな??なんて思って調べてみた。

  • 『Hell’s Kitchen(ヘルズ・キッチン)』

  アリシア・キーズの楽曲使ったジュークボックス・ミュージカル。ヘルズキッチンは地名。ティーンエイジャーの娘と母の葛藤物語。

  台詞のないダンスミュージカル。主人公はゲイの青年。イリノイ州小話を挟みつつ失恋話をイリノイの森のキャンプファイヤーで初対面の人たちと昇華する。

  アンジェリーナ・ジョリーが娘に薦められ「いいじゃん」となりエグゼクティブ・プロデューサーを務めたオクラホマの青春10代傷つき傷つけられ物語。

  • 『Suffs(サフス)』

  20世紀初頭の女性参政権運動の物語。選挙権を求めて人種階級世代を超えて闘った女たち(=Suff:サフと呼んだ)の希望の物語。

  • 『Water for Elephants(サーカス象に水を)』

  ベストセラー長編歴史小説が原作。世界大恐慌の真っ最中、無一文の孤独青年がサーカス団に加入しゾウを調教して恋もする。映画版が「恋人たちのパレード」。
  

うーん、そそられない…じゃなくてめんどくさそう…いやえーと歌とダンスは凄そう!

で、ほんとのところは

じゃあ実際この、ノミネートされた新しいミュージカルたちが一番人気なのかと調べてみると…

  1. ライオン・キング
  2. アラジン
  3. シカゴ
  4. ムーラン・ルージュ
  5. ウィキッド
  6. MJ ザ・ミュージカル(マイケル・ジャクソン物語)


うん、日本人にもおなじみの、明るいど定番・大衆娯楽じゃんね ちょっと安心した…。

ランキングは複数サイトで確認して、若干順番が異なるものもあるがこの6作品がトップ6であるのは共通していた。

賞レースはコアファン向けの新作、興行収入はど安定の定番大箱ものってことなんでしょうね。きっと。
みんな政治的メッセージが必ず含まれていて黒人とゲイと10代と女と男との簡単にはいかない悲劇とその中のかすかな希望だけ歌って踊っていてそれがより価値のあるものという認識になっているのかと思ったけれど、べつにそんなこともないみたい。

ど定番とマンネリは観光客が支える

ブロードウェイは一年中ミュージカルが、中小劇場でわんさと上演されているんだYO!の実態を2023年の現地リポーターの記事から引用してみてみると、
・日本円で2万円くらいのチケット。当日ギリギリだと1/4で買えることもある直前値引きシステムがある
・客層の平均年齢は高い。時間がある老人が団体バスツアーでやってくる
・子供の修学旅行的な団体ツアーもいっぱい
・あと観光客
・開演は20時くらいから。みんな夜ご飯たべて一杯ひっかけてからミュージカルを観る
・1幕は歌とダンスでノリノリしていかにキャッチーかがキモ、2幕から急に物語が急転直下して本命の歌・ダンスがくる。2幕で怒涛の展開がないと評価下がる傾向
・生演奏を使わないといけない(組合の取り決め)縛りがある。


…ざざっと調べてみた限りの私の感想としては「ブロードウェイもヅカも案外変わらんじゃん」という…。

平等や権利の名のもとに、多くの制約も生まれているあちらにくらべて、ほどよくマイナーでほどよくクローズドでほどよくいい加減なことは、演者、興行主、ファンの3方ヨシなことではなかろうか。

ヅカでどんな物語がみたいのか?まで書いて考えてみようと思ったがそこまでたどり着かなかった。また考えてみようと思う。



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花組大千秋楽を配信で観た

柚香光と星風まどかのトップコンビの大団円、そして舞月 なぎさ、帆純 まひろ、愛蘭 みこ、美里 玲菜の晴れやかな卒業の日が無事開幕しそして晴れやかに終わる様子を、配信で見届けた。先日の月組千秋楽に続いて、無事の卒業がまぶしく、おめでたい。

こうしたセレモニーにもほろ苦さを感じるようになってしまったが、もうこの「卒業」はタカラヅカ歌劇の様式美なので、このままでいいんじゃないかなと思う。

アイドル卒コンはこれの真似だしね(秋元氏はヅカのフォーマットを意識してアイドル集団グループ企画を立ち上げている)。
たとえアイドル文化にかたちを変えても世間に受けるスター卒業セレモニー、なんだかんだみんな好きなんだと思う。そして毎回思うに、この特別なセレモニーにに流れる精神性は、この世界の知識や教養や社会性が身についていないと、理解できない部分があるんだろうと思う。
自戒をこめて、異文化に批判的な目を向けないよう今後も努めたい、なんて自省の気持ちも抱いたりなんかして、配信をながめていた。

一幕終了時

正直、やっぱり、小池氏の過去作品を何も知らなければもう少し感動したかもしれないな、っていう作品なんだな、私には。アルカンシェルって。
中身も演出も衣装も音楽も「○○っぽい」ていう点が一つや二つじゃない点についてはどうなんだろうなと思う。自分の過去作を潤色してどうすんだよ。と、つい思ってしまうがこの作品単体に集中するとほどよい娯楽作品であり、余韻もあり。

1幕が終わったところで、ながら見してたもんだから「あ、終わった?!」となってしまった。
観ていて集中力が増すシーンはカレー君が踊るレビューシーンで…。やっぱり、芝居とショーの2本やりゃよかったんじゃ?という思いもまたムクムクわいたりもした。したんだけれど。
色々な退団公演があるなかで、まあこれはいい舞台になったなぁと。そう思えるように。

エスコート楽しそう

ご本人のコメントからもわかるように、カレー君って娘役のエスコートを本当に楽しそうにするよね。いいなあって思っちゃう素敵っぷりが本当に魅力的な男役スターで。
ここ最近卒業するトップスターの中で一番「この人がいなくなった喪失感が一番大きい」と感じるのがカレー君だな、私にとっては。
それくらいこの圧倒的な陽のオーラ。舞台を指先までまつ毛一本まで楽しんで発光しているような様子はなかなかない。さすがパリピ花組の王子よ。疲れれば疲れるほど楽しくなっていそうなところが魅力的。

過去最高の幕前

フィナーレ後のごあいさつで、まどかちゃんが自動車免許のことに触れて、にやにやニコニコしていたのが本当にかわいくて。彼女が今までずっとスカステなどで見せてきた顔は、ときに面白みのない完ぺきなる優等生下級生娘役のラインを堅持した姿勢で。
立場ゆえの苦労がしのばれるような面もあった。それが花組でのびのびと、そして卒業時にキャッキャして、最後の最後、幕前でカレー君とふたりぱやぱやして。
なんていいものをみせてくれたんだろう。

上下関係の堅苦しさよりも(これはこれで、ないと美しくないという日本人的?美的感覚もある。いつだって控えめ娘役が「正解」なのもまた事実…)、卒業に大興奮テンション爆上げのカレー君にひっぱられてキャッキャしていて。ノリがコンビともにそろっていたのが面白かった~。

あらためて、継承

そしてこの卒業セレモニー。カレー君がなんとはなしに明日海りおに似ていて。メイク指導されて育ったのかな?なんて思ったり。ひとこちゃんのお芝居もなんとなくだいもんに似ているところもある(カンの声かのトップコンビの大団円、そして舞月 なぎさ、帆純 まひろ、愛蘭 みこ、美里 玲菜の晴れやかな卒業の日が無事開幕しそして晴れやかに終わる様子を、配信で見届けた。先日の月組千秋楽に続いて、無事の卒業がまぶしく、おめでたい。

こうしたセレモニーにもほろ苦さを感じるようになってしまったが、もうこの「卒業」はタカラヅカ歌劇の様式美なので、このままでいいんじゃないかなと思う。

アイドル卒コンはこれの真似だしね(秋元氏はヅカのフォーマットを意識してアイドル集団グループ企画を立ち上げている)。
たとえアイドル文化にかたちを変えても世間に受けるスター卒業セレモニー、なんだかんだみんな好きなんだと思う。そして毎回思うに、この特別なセレモニーにに流れる精神性は、この世界の知識や教養や社会性が身についていないと、理解できない部分があるんだろうと思う。
自戒をこめて、異文化に批判的な目を向けないよう今後も努めたい、なんて自省の気持ちも抱いたりなんかして、配信をながめていた。

一幕終了時

正直、やっぱり、小池氏の過去作品を何も知らなければもう少し感動したかもしれないな、っていう作品なんだな、私には。アルカンシェルって。
中身も演出も衣装も音楽も「○○っぽい」ていう点が一つや二つじゃない点についてはどうなんだろうなと思う。自分の過去作を潤色してどうすんだよ。と、つい思ってしまうがこの作品単体に集中するとほどよい娯楽作品であり、余韻もあり。

1幕が終わったところで、ながら見してたもんだから「あ、終わった?!」となってしまった。
観ていて集中力が増すシーンはカレー君が踊るレビューシーンで…。やっぱり、芝居とショーの2本やりゃよかったんじゃ?という思いもまたムクムクわいたりもした。したんだけれど。
色々な退団公演があるなかで、まあこれはいい舞台になったなぁと。そう思えるように。

エスコート楽しそう

ご本人のコメントからもわかるように、カレー君って娘役のエスコートを本当に楽しそうにするよね。いいなあって思っちゃう素敵っぷりが本当に魅力的な男役スターで。
ここ最近卒業するトップスターの中で一番「この人がいなくなった喪失感が一番大きい」と感じるのがカレー君だな、私にとっては。
それくらいこの圧倒的な陽のオーラ。舞台を指先までまつ毛一本まで楽しんで発光しているような様子はなかなかない。さすがパリピ花組の王子よ。疲れれば疲れるほど楽しくなっていそうなところが魅力的。

過去最高の幕前

フィナーレ後のごあいさつで、まどかちゃんが自動車免許のことに触れて、にやにやニコニコしていたのが本当にかわいくて。彼女が今までずっとスカステなどで見せてきた顔は、ときに面白みのない完ぺきなる優等生下級生娘役のラインを堅持した姿勢で。
立場ゆえの苦労がしのばれるような面もあった。それが花組でのびのびと、そして卒業時にキャッキャして、最後の最後、幕前でカレー君とふたりぱやぱやして。
なんていいものをみせてくれたんだろう。

上下関係の堅苦しさよりも(これはこれでときめくよいものだが!)、この日は卒業に大興奮テンション爆上げのカレー君にひっぱられてキャッキャしていて。パヤパヤとしか言いようのないハイテンションが面白かった~。

あらためて、継承

そしてこの卒業セレモニー。カレー君のメイクが明日海りおに似ていて。しみじみ、にてるぅなんて思っちゃってね。普段思わないのに。横みりゃひとこちゃんのお芝居や赤いリップもだいもん系統かなと感じるし、ああそれぞれ若手時代に薫陶を受けた先輩の芸を継承しているのだものなぁ…なんて、あらためてかみしめたり。

この大千秋楽、カレー君のお花渡し同期がまゆぽんだった。まゆぽんは専科になってから休みなし引っ張りだこと言っていいくらい、まさに八面六臂の大活躍。
そんなまゆぽんのタカラジェンヌ人生は長いものになるはずであり、ピークで卒業するトップスターのジェンヌ人生とは違うものだろう。みんな「青春だった」と語るが、であればまゆぽんの長い(と信じている!)タカラジェンヌ人生は終わらない青春なのだろうか?カレー君にお花を渡してスッと去って、その去り際流し目をくれていたまゆぽんはかっこよかった。

ロス…

カレー君の男役像、さよならショーで最後の少尉…。リアル少尉ともお別れか、二度とこんな完璧な少尉とは出会えないのだわ、なんて思うとなんと貴重な存在が旅立ってしまうのか。
まさにフェアリー。
星風まどかもひとつひとつ新たな魅力をみせてくれて、本当に稀有な娘役さんで。彼女の西洋絵画のような肌質が私はとても好き。線がやわらかくてね。

新生花組も楽しみではあるものの、やっぱりしばらくさみしくなるかな…などと思ったり。
記憶に残る素敵な千秋楽だった。



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天華えま 爽やかなる第二章

OG恒例の某コンテンツへインタビューが掲載された。
みんな大好きぴーすけこと天華えま。退団を決めた最初のポイントが2022年だったというからあらびっくりよ。

あらびっくり…とはいえ、その時彼女は研10だったのよね。

タイミングはやっぱりめぐりあわせ

2年前ってことは2022年か2021年終わりの頃……。コロナ禍真っただ中かな。

そのころの星組公演なにしていたか、Wikipediaサンによると…

2021年2 - 5月、『ロミオとジュリエット
2021年7月、『婆娑羅(ばさら)の玄孫(やしゃご)』
2021年9 - 12月、『柳生忍法帖』『モアー・ダンディズム!』
2022年2月、『王家に捧ぐ歌』
2022年4 - 7月、『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-』 『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』
2022年9月、『モンテ・クリスト伯』『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』
2022年11 - 2023年2月、『ディミトリ〜曙光に散る、紫の花〜』 『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』
2023年4月、『Stella Voice』

2021-2022

2022年3月の「夢介千両みやげ」で同期98期生の綾凰華が卒業している。
同2022年5月に同期98期生の暁千星が組替えしてくる。

ありちゃん組替えは当人にも周囲も読めなかったことだろうけれど、新人公演主演を経験し星組から雪組へ組替えしていった綾凰華とはともに星組時代、ポジションを競った中であり、彼女の卒業については思うところがあったのかな?と想像する。

綾凰華は雪組へ異動して一発目、望海風斗のお披露目公演の新公主演をゲット、さらにファントムでも新公主演を務めるというスターに。

天華えまは星組で一足先に新公主演をゲット、桜華に舞え、スカピン、アナワと、トップ退団公演の新人公演で2度も主演したし、残りもスカピンだしで、やっぱりこちらも期待のスターだった。

二人とも華々しい活躍である。
んだけれども、10年目をひとつの節目に卒業を選ばれた。ご本人のコメントをみるに、このあたりでなにか明確に、その先の階段にあがれるかということも含めなにか判断できるもの・しなければならないタイミングがあるのかな。新人公演の主演を複数回務め、主要な役をいただく一人という立場だからこその難しい岐路が、やはり「研10」にはあるのかなと思う。

98期

98期といえば、私にとってはやっぱりありちゃん。
でもここは、真彩ちゃんとか有沙瞳ちゃんとか、あやなちゃんにぴーすけ、もえこと、名前がすぐ浮かぶスターがいっぱいいるんだわ。

なんだけれども、もえこちゃんが不透明過ぎるのでわからんが、現状、トップ・トップ娘役を担ったのは真彩ちゃんのみ。ありちゃんがそのうちあがるだろう。

タイミングとかまあ、色々、前後にどんなスターがいるかとか…あるよねと思う。後この辺の期もまた、95期推し問題のネガティブな影響を少なからず受けていると思う。
公式が期推しすると階段序列の前後が詰まったり逆に抜擢されずに日陰のまま去ってスカスカになったりと、まあ、いいことばかりじゃないわね。

笑顔がまぶしい

にしても、やっぱり素敵な女性である。私は彼女について印象深いのは、『龍の宮(たつのみや)物語』の山彦。ロミジュリのマーキューシオは歌が本当によかった。
2023年の公演は卒業がご本人の中で明確になっていたこともあってか、芸も磨かれて、全部よかった。全部。


voceのインタビューは毎回、登場するOGたちの「あのときの心のうち」がちょっと垣間見れて結構好きなんだけれども。

i-voce.jp



えまちゃんの今回の発言でへー!と思ったけれど、あらためて読み返したら、あやなちゃんが食らった咲ちゃんのイケメンムーブがやべえな。惚れてまうやろ…

i-voce.jp





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千秋楽視聴 こぼれ話

れいこちゃんはトップスターだったから、就任時点で「この人あと数年でお辞めになるのね」と受け止めていた。
対して娘役の場合、意外と読めない任期。人によって次期トップスターへ引き継いだり先に卒業したり同時退団だったり、さまざまである。

月城かなとが長期可能なスターであった場合、海乃美月は添い遂げは厳しかったかもしれない。就任時点で3作退団かなとか言われていたくらいだし、主演経験数と学年の点から、れいこちゃんが7作以上やる人だった場合、それこそ3作限定で、次に若い学年の娘役へ引き継がねばならなかった可能性はあったかな~と思う。月城かなとが5作と決まっていたからこそ、同時就任同時退団がすんなりいったんではないかな。

海ちゃん卒業時に、事前にれいこちゃんから話があってしばらく考えた、みたいな経緯が、わかるようなわからないような?だったけれど……。
現実的に継続ってあったのかなぁ?

トップスター制度の役割

ときどき、公演をみていると、トップスター制度の弊害も感じることがある。このピラミッド制度のために、配役に制限がかかるだろうし、トップはなかなか、休みたくても休めないし。
かといってトップ格をひと組につき複数置くと大・大炎上となるのは過去の例の通り。

そして2番手とか3番手までたどり着いた路線スター男役って、「あ、私結婚したいわ」とか「私他にやりたいことできたわ」っていう理由でやっぱやめる~ってできる…んですかねぇ。
なんとなく音校の受験時点で、その辺の性格や性質まで見抜こうとして選んでいるんじゃないかなと思う。熱意や情熱。どうしてもタカラヅカじゃないとだめなんだ…という熱。

いいところでスパッと辞められる子にも個々の事情や理由がある。けれど、芸能活動である以上、サラリーマン稼業よりよっぽど生活のすべてをささげられるか?という点が大事になる場面、ありそうだなあ。だっていま、2番手のスターが「バーテンダーになりたいからやめる」とか言い出してもそんな馬鹿なってなるじゃない。
そもそもそこにステップアップした人がそんなこと言いださない、言い出す気持ちの余地すらない、徹頭徹尾ジェンヌでいられる人がえらばれているんじゃないかなぁ。


そして、トップスター制度には、そこまで人生かけてスターになった人を「順当に卒業させる」という大事な機能がある。実はこの卒業を随時促せるシステムが、ピラミッド型のスター制度の役割として一番大事なことなのかもしれない、なんてことを今更意識している。遅いのかもしれん。

最近のプチ事件

最近ちょっととある芝居を観にいって、そこそこ大変なトラブルがあった。私は観客としてそれに巻き込まれたわけだが、その時感じたことは「タカラヅカってちゃんとしてるなあ」ということ。
昨今、歌劇団を、運営をけなすことが流行っているが実際のところ、歌劇団以上に良い環境で舞台芸術の教育を受けることができて、ひと晩中使える専用稽古場があって(利用時間に制限がかかったこと、誰も望んでいなかったのでは、と思う…)、豪華な衣装と舞台で生オケで芝居と歌とダンスができる専用劇場…
舞台で生きたい、という人にとってやっぱり恵まれた環境であることには違いなくて。本当だったら一生ここで老け役でいいからいくつになっても舞台に立ちたいわ…って人は今までたくさんいたんじゃなかろうか。

でも卒業がある。おしみおしまれ若いうちに卒業。これが。これが大事なのよやっぱり。

ほろり涙

ジェンヌさんにはいろいろいるけれども、もっとも素の個性や性格がイマイチつかみづらいジェンヌの一人が、海ちゃんであった。
抜擢受けないジェンヌ人生だったら、彼女こそずーっとヅカにいたい子、ただただ舞台が好きな人に思えた。それ以外の性格がようわからない。まさに妖精。徹頭徹尾タカラジェンヌよ。

そんな彼女が大階段のご挨拶でほろりと来ていたので、ああ本当に卒業するんだ…と、なんかやっと実感がこもった。海乃美月、辞めるのか…。

それは、最初から卒業までの花道を予感させられ続けてきたトップスターよりもずっとなんか、実感がわきづらいことだった。

月組はずっといい組である

私にとって月組は、今代で何かが復活した組ではない。変わらぬ月組らしい月組であった。れいこちゃんの魅力が語られるとき、前任たまきち時代を下げるコメントが付くものを多くみるせいで、いつももやもやする。
私自身は、れいこちゃんへのスターとしての評価はちょっと辛口で、それは私自身にとってもちょっとショックなことなんだけれど…(私自身れいこちゃんにもっと無邪気にもっと夢中になりたかったのに、そうはならなかった点についてびっくりなんである)、
れいこちゃんってなんかもっとこう、なんかフェチズムが隠れている気がする(急に何言ってるんだ私)…。

つまり何が言いたいかというと、東京の大千秋楽に向けて、真に悔いなく、全部やり切れるよう、何かで立ち止まることなくとにかく無事で、全員そろって…

それらが叶うように、それを見届けて私の中の何かこの気持ちも一緒に浄化したい。





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とある中小劇団の初日公演のはなし

さて。ヅカ以外の舞台観劇でなかなか難しい問題が発生したことと、そのとき自分が思ったことをメモ。

それは某・舞台の初日公演。
規模としては中小劇団かな。劇団と表現したが演劇ユニットってやつ。メンバーは公演時に都度集合するタイプの。
だいたい400から500席のキャパ×12ステージほどの公演を毎回実施し、平日は全日完売までいかない様子なので、1公演につき5000人前後ほどを導入している模様。

ムラ2公演分じゃん、て思うがムラがでかすぎるんである。ヅカの規模がやっぱり日本最大級なのであって、これくらいの公演規模がもっとも多く公演されているスタンダードな規模の芝居公演なのではなかろうか。キャパ500前後って、客の呼び込み難しそうよね~。
芝居となると、出演者がたとえテレビやアニメによく出ているような芸人や声優が出演しているものでも、キャパ100~180くらいの小さい劇場が数としてはいちばん多いイメージ。

この日観た芝居の主演者たちだって声優の人気者だったり、日生劇場で主演経験があったりと、見ごたえ・実力充分のもので、観劇の満足度は大変高いものだった。
会場内のお花もまーゴージャスで。独特の文化になりましたねぇあの、ファンから贈るデザイン性の高い会場装花…。

開場時点でトラブルが

私は出演者さんの取次でチケットを手配していたので、当日清算の窓口についたのが開演30分前くらい。
そのときに「舞台機構の確認で18時開演が、開場・受付の時点で30分遅れます」とアナウンスされた。1時間ちょっと余裕ができたので、すぐ近くのドトールでお茶を飲み。
で15分前くらいに劇場に戻ったところ、ロビーと劇場前が先ほどより人であふれている。

開場といいつつも、ロビーまでしかはいれず、とてもじゃないがあと10分少しで開演する雰囲気でもなく。で…18時半にスタッフの偉い人っぽいのが駆け回って「19時になります…!」
とかなんとか(私の立ち位置では聴こえなかったが、ああやっぱり間に合わないんだな、まだかかるんだなというのはわかった)。

さらに演者が出てきてロビーと劇場前のお客さんに頭を下げて遅延をお詫び。その後責任者らしき人が再び出てきて「19時45分までには開演を目指している」と告知されたときにはおとなしく待っていた観客たちからさすがに「ええ~」というざわつきが。

都の条例と上演時間

この日の演目、もともと確か初日の前々日くらいに「3時間弱の予定→休憩15分の3時間30分公演」に延びたというアナウンスがあった。
元々だいぶ長くなりそうだときいていたので、そうかぁお尻心配……くらいの感想だった。ヅカだって3時間あるしね。別に気にならなかったのよね。3時間弱が3時間半に延びること。

ただ、開演が19時半を過ぎると困ったことに、東京都の条例違反に絡んでくるという。閉幕を23時までにしないといけないというのだ。
そこで、19時45分…というアナウンスが19時頃に駆け巡った直後にやっぱり19時35分には何が何でも始めますと何度目かのアナウンス。で、そこからが早かった。19時30分ごろにはやっと客席まで開場。観客も大急ぎで席につき。この間、主演役者が舞台上で延々とお詫び。

席もドタバタ

機材の都合か会場搬入してから何かあったのか、このとき自分のチケットの座席がない!という人が何人かおり、これは別の席に誘導されていた(もっと前のいい席に)。
主演役者が延々と詫びている。

開幕後も

とあるシーンで、開幕前に予告があったとおり、一部場面転換で舞台装置が詰まるという…。2回目からは解消されていたけれども、限られたスペースをなんとかやりくりしようと、かなり凝った舞台装置をぎゅうぎゅうに詰め込んでいたので、転換にひやひやした。
開演してから、役者陣の芝居を観ているうちに、役者たちの準備は整っていたものの、大遅延の原因はやはり会場と舞台装置・舞台機構の安全確認に時間を要したのだな、一部場面転換
で厳しいことになり、その調整に時間がかかっていたのだな…ということは、また伝わってきた。

これに加えて初日の役者あるあるが

メインの役どころを演じる役者二人(この団体からすると客演にあたるビッグネームのお二人)が非常によくて、全体を通じてものっすごいうまさで。これだけでもこの舞台を生観劇する価値があったというもの。初日と思えぬ完成度の高さもさすがの一言であった。

一方で、主演含めこの団体レギュラーメンバーは、一部、初日らしい緊張感や台詞のミスや、ミスではないものの、意図したものじゃなさそうな…詰まった?とこっちがひやひやする変間とかあって。まあ舞台は生ものですけども…

途中退席多数

舞台を観続けたくとも、遠方からの来場者は帰れなくなるということで、22時を過ぎたころに席を立つ観客がそれなりの数いた。
なお、この回の観劇にあたった観客へは、主催から手厚い謝罪と補填のアナウンスが即でており、アフターフォローもできる限り万全にとるという姿勢で、実際にその内容も充分なものである。返金はもちろんほかの日への振り替えや公演DVDの無料配布や舞台公演のアーカイブ放送のご案内など、できるすべてで補填し、後日改めての謝罪文も公式に掲載されており、不測の事態に対して最大限の対応をされていたと思う。

観客はどこまで何をするのがいいのか

やっぱりロビーの空気は、45分ほど待たされたあたりから、焦燥感・不安感が増して、それまでの「いいのよ、少しの遅延くらい全然まつわ」感が霧散。
一期一会とかいうし、なんていうんだろう、「今日のお好み焼きはひっくり返すときに失敗したけど、がんばりました」みたいなのを、ご飯食べに行ってお店で出されたとき、やっぱりある一定の線から上じゃないと「いいよイイよ、こんなの失敗のうち入らないよ、オイシイよ!」て言わないよね客は…。

今回の舞台、このトラブルによって、すっごい美味しい海鮮丼が穴の開いた器に入ってるんでこっちもこぼれるのを気にしながら箸をつけて…とでもいおうか、なんとも気が散る観劇体験になった。

そしてこういう体験をすると、やっぱり色々歌劇団ってすごいな、ちゃんとしてるなって。
初日のトータルの完成度がね。


別物とはいえ、あちらの舞台文化もこういう舞台文化も今後も混然一体、舞台芸術はすべて生き残ってほしいなあと、思った。


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エターナルボイス

月組千秋楽を配信で観た。
珠城りょうの卒業千秋楽から何年経ったろうか。まだなのか、もうなのか、わからない。
早いような順当なような…不思議な感覚。

久しぶりの月組

生観劇は約一年できていない。月組トップコンビの卒業公演は観たかったなぁ。東京公演もチケ申込してもあたらず、し忘れたりもして……。自分の情熱の温度の低さが少し寂しい。
そうかといって帝国ホテルプラン大奮発したのもれいこうみコンビだったり。まあとても順当でとても良いタイミングでの卒業になるんじゃないかなぁと思った。

久しぶりの月組

まず思ったこと…

月組の娘役、みんな歌うまいしいいじゃん!」

あと芝居のみとさん組長の使われ方が、少女時代にテレビで観ていたヅカのイメージそのもの。こういうちょい役で、でも威厳ある大きい役で出る感じよ。
ショーでは珍しく若い娘役と銀橋で歌っていて。これとってもいいシーンだし起用もいいよねぇ。こういうのが観たいよ。毎回。

芝居…

お芝居は正直よくわからなかった。予備知識があった方がわかりやすく面白いという評判はきいていて。
観劇した人がまとめた予備知識を読んだから多少わかっていたはずだけれど、それでもなんかよくわからんかったな。ただわかったことは、伝わってきたことは、正塚氏がせりふひとつひとつ、役者の配置ひとつ、彼らの卒業公演ということに念頭おいて大事に配置した、大事につくった芝居だということ。

ただ、ちょっと離れたところでみている私にはわからんことがいっぱいだったばい…。という感じかなぁ。そこは、ヅカならでは、よね。やっぱりここはファンダムの世界である。

ショー

これぞショーって感じで最高だった。体感20分くらいだったかしら。辛口なことをいえば、ここぞというワンシーンはなかった(私には)んだけれどもどの場面も楽しかった。
芝居とショー全般で思ったことに、久しぶりの月組で、風間くんの元気がない??というかずいぶんと群れに溶け込むようにいたような。一時期とはまた意識が変わっているようにみてとれた。彼女もいつか組替えするのかねぇ、アンバサメンだし。

風間くんが品よく空気めいた、あくの抜けた様子に対して、ぱるくんは「ピックアップされてます」ていうのが一目でわかる仕様。
ぱるくんの前後に出てきがちなあみちゃんがどちゃくそうめぇなと今回も思いました。ピッカピカやで~
ちなつさんも、二番手として目立つ場所にいたものの、やっぱりこの日のというかこの公演はいつもと違うという思いがあるのか、風間くんもだし、一歩さがっていたようにみえたかな。

他、やすくんと海ちゃんでの銀橋渡りは、よかったねぇ。退団者餞別がとっても手厚くって、幸福度が高いショーで観ていてとにかく楽しい。

公演のピックアップシーンにやたら、和装のれいこちゃんが使われていたのが謎だったけれど、まあ納得の美しさであった。

本公演、常にニコイチの彩みちるとあましちゃんだったが、次期トップに決まったあましちゃんは気合の美脚。一方みちるちゃんは場面場面で本当にお衣装に合うヘアアレンジが素敵で。お芝居の方ではあのよくわからん役を、わーわーうるせぇ声で喉を潰さずやりきってえらい。

ルナ…と歌いだした赤いお衣装の…、みんなスパニッシュ?なお帽子被った、あの場面がはじまったときになぜか泣けた。

個性あふれるサヨナラ

サヨナラショー、正直って海ちゃんもれいこちゃんも、デスホリ推しだったんだ…?とあの作品の楽曲が複数使われていたのにおどろき。いや好きだけど。
あとお祭りにぎにぎわちゃわちゃで終わった前任とは違って、しっとり二人で終わったあの感じ、あの余韻が、トップ以前からずっと組んできたこの二人らしいフィナーレで、美しかった。
サヨナラショーといえばつい最近、花組トップコンビのものを観た印象が強い。

カレーまどの二人のショーは、はいからさんではじまり、まどかちゃんソロはアナスタシアだった。それぞれにとって一番大事なもののひとつであることが伝わってきた。
れいこちゃんにとってはギャツビー、海ちゃんはデスホリの曲をピックアップしたことがなんかこう、彼らの気持ちが見えた感じでどきどきした。

うみちゃんはFull swingの衣装、あの時代のがマーよく似合う。というか本公演に関しても全部の場面で、おきれいでしたねぇ……。

お花渡し

麗泉里ちゃんのお花渡しにありちゃんが、れいこちゃんのお花渡しに礼真琴くんが出てきて、星組から豪華すぎる餞別で盛り上がってましたねぇ。
画面に映ったのはチラッとだけなのにありちゃんのうっすい身体がさぁ…ありちゃーーん。ほそいよーー!
ありちゃんがこの場にいてくれてこちらも嬉しい。

礼真琴くんとはれいこちゃんが嬉しそうにリラックスした様子でマイクオフの楽しい会話をしていて。後の記者会見でこの時のやりとりは「秘密」だそう。ウン、大事だよね!
にしても、れいこちゃん黒燕尾は「ですよねー」って思った。
カレー君もそうだったしだいもんもだよね。みんな、大千秋楽までは…って思いがあるんだろうなあ。

東京の無事をお祈り

まずここまでの無事、なにより。しばし間あけて東京の公演の幕が無事空くよう、心からお祈りしている。
世の中、溶連菌とコロナが流行っているしね。観客側も要注意だよね。

まずは月組のみなさま、卒業生のみなさま、ムラでの千秋楽おめでとうございました。







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インターネットとリアル

ただいまマイブログ。
ID/PWはじかれて本気でどうしようかと思った。
端末に委ね過ぎるのも危険だわ。

それは先月のこと

まず天華えまちゃんのこと!WOWOWのプルミエールでナレーション!
単発なのが勿体無いほど、歴代でもトップクラスのうまさ(=聞きやすさ)で!
もっと聴きたかった〜。

歌が、情感こもってて単純な歌唱力以上にいつもいいよな、って思っていた人だったけれども、ナレーションというか声のお芝居にもめっちゃ向いてそうで、
こんなにいい声だったっけ?ってききほれてしまった。
滑舌の良さ、心地よい音程。また是非やってほしいなぁ。

たまきち卒業

彼女は今回も、本人は問題なくとも周りの影響で配慮のいる役回りとなった一年だったんじゃないかな。コロナ禍での退団のあれこれの際も、彼女は充分えらかったと思う。今回は今回で歌劇団の問題によって月イチのプルミエールもなかなか苦しい状況があったと思うけれども、粛々とやりきってえらい。あと美人女子化スピードがすごい。

彼女のナレーションとその前に担当していただいもんのナレーションはなんか共通するものを感じた。
まあ、ナレーションキャリアも同じだもんな。

歴代ナレーションあれこれ

あらためて履歴でも確認しようかと思ったけれども、WOWOWのプルミエールって歴史がありすぎィ……。

退団トップスターは翌春から新ナレーション担当っていう流れができていたタイミングもあったように感じていたから、今後そうなるのかな?なんて思った時期もあったけれども、必ずもそうではないようで。
今度は蘭寿とむさんだものね。9年ぶりですって。で、2024年は月替わりにするという。まあOGはあふれかえっていますし、元トップに限らず色々いてもいいのかなって思うけれども、そうなると月イチ30分番組に収まらなくなるしね。まあ「ちょっとした番組」のポジションで長く続く方が「三方ヨシ」な気がする。

近年存在感を増す「七海ひろき」

彼女が巷にプチブレイクしたきっかけはなにかといえば、やっぱりあのスタイリッシュなラジオ体操動画だったのかな?と思う。
男役という芸を磨いた芸能生活だったから、この方向でいくよ、でも「宝塚の男役」へのリスペクトを込めて、男役をつづけるということではないよ…という退団後のメッセージは、シームレスに今日まで続いている、本人のタレント像をみるに偽りも誇張もブレもなく、現在の好感度の高さへ跳ね返っているってのが、他のタレントも見習いたくなるような美点だよなぁと感じる。
どんな方向性であれ、本人の好きとか愛情にぶれがない姿をファンにみせ続けてくれるってのは、素晴らしい。


SNSが当たり前になった分、何気ない活動や何気ない投稿が「見える化」した影響は大きく、ここ数年でOGがぐっと増えたような勘違いまでしてくる。
毎年、同じくらい入って同じくらい卒業して何十年もやってきているのにね。






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