隣のヅカは青い

ヅカファン歴は30年ほど。しかし観劇デビゥは2019年から。それほど遠い宝塚についてのブログです。

タカラヅカOG

wowowプルミエール、秋の特別編ラッシュ①~花組~

感想を書いておこうと思ってためていたら次の特別編が放送されちゃった。 夏の名残の柚香光 花男らしき完璧なオトコっぷりを見せつけた、カレー君の退団スペシャル回から。こちらはまず、プルミエール特別編と題して、初代相手役の華優希とふたりで小江戸・…

SNS活用とジェンヌ・元ジェンヌについての素朴なひとつの感想

SNSというものはそれまでのインターネットのありようをガラリと変えたものだと思う。 不思議なことに個が個をSNS上で発信し、それぞれがそれぞれの気の向くままにシェアしていった結果、多様性を認める風潮が加速することと比例して、なぜか全体主義的な思想…

さくらちゃんがあのデスホリに!

思わぬニュースに喜び。退団後、しっかりと自分の足で自分の人生を歩んでいる姿がまぶしくたくましく、こちらとしてはそっと見守っている気持に勝手になっていたOG、それが美園さくら。 在団中から取り組んでいた道は未開拓の部分もあるし、仕事にするには会…

芸能のお仕事とOGたち

wowowプルミエール、季節の変わり目の特別編を視聴。 今月のナレーションは安蘭けいだったけれど、あまりお声が出ていなくて大丈夫か?と思ったら声が低いんだわ。マダム感が強かっただけだろうか。で、内容が七海ひろき×天華えまのキャッキャ回。これはまた…

天華えま 爽やかなる第二章

OG恒例の某コンテンツへインタビューが掲載された。 みんな大好きぴーすけこと天華えま。退団を決めた最初のポイントが2022年だったというからあらびっくりよ。あらびっくり…とはいえ、その時彼女は研10だったのよね。 タイミングはやっぱりめぐりあわせ 2年…

新人公演休止とな

世間でもコロナやインフル流行しており。報道されないけれども、めっちゃいますね。先日皮膚科と内科の2つの科がある病院の皮膚科へ軟膏もらいにいったところ、内科大混雑のうえ、感染対策で外にいる患者さんもいたしね。やっぱり基本の感染対策は大事…! う…

真彩ちゃんの驀進は続く

近年退団したトップコンビが両方ともに、ミュージカル界で大活躍中というのは、なかなかの快挙ではなかろうか。 それぞれ活動方針や本人のやりたいことはひとりひとり違うとはいえ、だいきほコンビはスゴイ。お互い今のところ主演格にいるので、共演する日は…

ミューのだいもん

ヅカは色々あれど、外部とか一般とか外とか言われる日本のミュージカル演劇界のほうが、闇は広がっていると思う今日この頃。 東宝系も、帝国歌劇団て言いたいくらい帝国劇場で主演を張る役者は限られているし、アンサンブルにしても同じような人が出演してい…

なりゆき街道旅を観る

そういう番組があることは前から知っていたものの、録画視聴までしたのはもちろん、望海風斗をみるためである。「ポンコツぅ…」とは思いましたけど全方位に嫌味のないキャラは伝播しており、サスガァと思った。しかしこの手の毒のない番組視聴ってひさしぶり。 …

OGによって語られる細かすぎて伝わらない歌劇団情報

花組OGの天真みちる氏があらたにはじめている連載「おじさん芸」を磨いた元タカラジェンヌ 天真みちるの雑草魂 に興味深いことがいろいろと書かれていた。 woman.nikkei.com無料会員でも読めるのがありがたい。ヅカファンからみて、専科ではなかったたそさん…

退団後のOGによるSNS いつ開始が最適か

以前は、ごく一部のタカラジェンヌOGが退団後にしばらくして、事務所に所属したという発表とともに芸能活動やその広報活動としてのSNS活動の開始となっていた気がするけれど、少し前から、がっつり事務所所属しての芸能活動にしろフリーにしろもうすこしふわ…

WOWOW 燃ゆる風の七海&真彩 暴風副音声を楽しむ。

2017年のバウ公演「燃ゆる風」七海ひろき主演、真彩希帆がヒロインを務めた作品の、副音声付放送を観た。 これは有観客イベントだったもので、観客と一緒に映像を観ながらの副音声収録。副音声なのに黙っちゃうパターンもときどきあるけれど、この2人、お客…

素敵だなぁ、と思った涼風真世さんの記事

スマホでニュース観てたらピックアップされてきた、とある記事に涼風真世さんの名前をみつけた。40代からの女性向けメディアのちょっとした記事。しかし、なんだかじんわり感動した。 storyweb.jp 等身大の女性にみえる 涼風真世 といえば。私がタカラヅカに…

宙組新トップのウキウキ感

キキちゃんは長すぎる二番手時代が常に話題になるスターさん。ご本人の人生だからいつ辞めてもおかしくないわけで、体調不良なんかもありえるし…なんてことまで考えれば、必ず次期トップだなんてことはその発表をみるまで言えず。でもやっぱりそれは期待通り…

「元」は活用し尽くしていい

「元宝塚」の活用について、いちいち、ファンが物言いしたくなる気持ちは大いに理解できる。私もその一人だから。とはいえそれは身勝手な感情だと自覚してなくてはならぬ、と思っている。 珍妙な現象かごく普通のファン心理か 昔から、あきらかな性消費目的…

ルイマキセによるルイマキセのためのルイマキセ

涙と感動の退団翌日に即稼働する元ジェンヌは意外と増えてきたと思うけれども、稼働即フルスロットルでSNS上の話題をさらいファンの寂しさをここまで清々しく吹っ飛ばしたのは、 ルイマキセくらいのものではなかろうか。 そのダッシュ感はさすがルイマキセ。…

『Look at Me』を浴びてきた

先日。 望海風斗 20th Anniversary ドラマティックコンサート『Look at Me』を観てきた。 イープラスで当たったんだっけな。3階席の隅っこだったので、余った席が幸いにも流れてきてくれた…。 しかし国際フォーラムの3階席はストレスなく観られた。もとより…

女が8人もいて、幸せなだけの物語なわけがない

「8人の女たち」ってタイトルが面白そうで、ずっと気になっていた演目。でも観たことがなかった。 いつか観てみたい、そう思っていたところにタカラヅカOGの、おまけに実力ぞろいが揃うという舞台、これは見逃せないと思ってチケットを申し込んだら手に入っ…

フェアリータイプ、またの名を男役らしくない美しさ

私自身が触れた範囲では、フェアリータイプといえば涼風真世。 「PUCK」が発表されたときは妖精がついに妖精役を…なんて言われてましたっけね。とにかく美しくって、女性的すぎる顔立ち、エイジレスで中性的というか、ジェンダーレスというか…な魅力を発して…

グレイテストモメント 〜女って最高〜

当初はそんなに興味がなかった公演なんだけれど、いろんな方の梅田公演の感想が楽しそうだったので、配信視聴。 超!OGと その場の最上級生クラスのOGてのは、時代が変わってもまとう空気とキラキラは、なんか共通している。 思い出すのは宝塚80周年、そして…

望海風斗のSPEROを観た

三井住友カード貸切の回を観劇しました。この枠でチケットが当たったのはほとんどはじめてじゃない?てくらいにまあ、私には当選確率が低いVISAの公演チケット抽選なんですが、発券してみてなんとびっくり、ほぼセンター位置の、前からわずか数列目。一応持…

どこを観るかという話

SS席がすべての観客にとって絶対いいかというと、そういうことでもないらしい。 人によっては2階席センターブロックあたりの前方で、とにかく俯瞰して観たい人もいれば、多少観づらくても金額との折り合い第一で、安い席が満足度高いという人もいるし、好き…

配信でSPEROした話

東宝版、月組桜嵐記を観劇した感想のまえに、望海風斗コンサートの感想をさっくりまとめておく。9月末に観劇予定でありながら配信があることも知らず、あんまり熱心に情報を追いかけていなかった。ヅカ生観劇にひっぱりこまれたのはだいもんの歌声がきっか…

wowowでタカラヅカ

元雪組トップコンビの望海風斗スペシャルであった、特別版宝塚プルミエールと、だいもん&まあやコンビが副音声をつとめる「Music Revolution!」の初回放送日だった。 私はテニスのグランドスラム大会観戦視聴が趣味なので、WOWOWはテニス目的だけれども、そ…

ガラコン配信祭り、当初モヤっとさせられるも大いに楽しむ。

結局配信されたうち、連休に入ってからは全部観たかな?注目の望海風斗トートバージョンについては、事前に出演情報が出た時点で、複雑な気持ちになった。 本公演でやってない人が、いくら歌えるからって、あり? 89期優遇イベントなの? エリザガラコンは…

エリザガラコン …ガラコンって何

ああ、私の夢千鳥……急所を狙うがごとくのタイミングでやってくれましたね、緊急事態宣言。 ところで文句たらたらの国民は、各自が感染防止に努めていたら、一切の法的抑止力を伴う法律も宣言も措置も不要だということにお気づきだろうか。 結局のところ集団…

星蘭ひとみちゃんの幸せなニュース、そしてトヨタといえば分家が…

星蘭ひとみちゃんご結婚のニュース。 ひと昔前のタカラジェンヌの寿退団ニュースをみたよう。とにもかくにもおめでたい。何も知らないジャーナリスト(笑)たちが、玉の輿と表現したことに対して、全国のせーらちゃんの心の姑・心の父となったファンたちが「…

望海風斗だけに見られるトップコンビ像

スカステニュースで見られた、事故ってる真彩ラップとそれを受ける望海風斗が面白い。 真彩希帆ってほんと強い娘役になったなあと思う。娘役芸を磨き上げ、望海風斗の隣で相手役を務めることの責任感を、当事者として誰よりも強く受け止め、妥協なく努力して…

明日海りお「ポーの一族」再演

私このニュースみたとき、正直ちょっとがっかりしたんですよね。あー、宝塚歌劇の外でやっちゃうのか。残念だなあ、って。「萩尾望都先生」と「ポーの一族」のネームバリューは、「宝塚歌劇」と「明日海りお」以上に、認知度も世間の評価・価値も遥かに高い…

「元タカラジェンヌ」が進むみちって

2パターンあると思う。ひとつは昔から変わらない永遠のテーマ「素敵な夫とかわいい子供に囲まれた幸せな家庭の奥様」 舞台に未練はなく、私生活を充実させたいと、卒業後花嫁街道を進む人。 また、超お嬢が混ざるジェンヌさんの中には、「そろそろ花嫁修業…