隣のヅカは青い

ヅカファン歴は30年ほど。しかし観劇デビゥは2019年から。それほど遠い宝塚についてのブログです。

真矢みきさん、ラジオでもびびっとすっきり

今朝のTBSラジオ伊集院光とらじおと」の10時台ゲストコーナーに生放送で、
真矢みきさんが出演されていました。

4年間つとめられていた朝の情報番組は秋に、4年の任期を終えたのでしたね。
その後すぐに舞台稽古を一か月みっちりやられて、本番中、明日からまた公演スタートとのことで。

真矢みき
花男でしたねぇ。三拍子揃ってないのになんだかオーラと人気のすごかったジェンヌ。
安寿ミラとのコンビ好きでしたし、それはもう人気があった。

ヅカ的じゃないことをあれこれやったスターってことになってますが、彼女だけではなかったよね。
多かれ少なかれトップは自己流をやるのでね。
長髪なりメイクなりについてはラジオでも、タカラヅカのスタンダードとされるものが古臭く感じていたし、劇場のサイズの変化に合わせてモダンに変えた話を実に率直に語っていました。
ブレてない!
昔々、周囲に猛反対されてもヒゲを付けて人気となったスターもいたりね。
真矢みきが思わず話題にあがるような個性的なスターであったことは間違いないけれども、
トップスターになる人は誰も彼も皆とっても個性的だと思う。

真矢みき同様に、全く宝塚に興味なくって、入ったよというスターさんはいつの時代も何人か現れる。今の子はクソ真面目だから減っているかもしれないが、あの柚希礼音さんもそうでしたね。

しかし今朝の真矢みき
終始「自分はファンじゃなかったから、メイクも髪もおかしくない?とか言えた。(ファンの子はむしろ青いアイシャドーをしたがる)鈍感力だいじ」てなことを、さらっと笑って仰っていましたね。

真矢みきが偉大なるトップスターであった理由のひとつにはこの客観性であったことは間違いない。

ファンは某底なしのヅカファンタイプのスターの方が同調できて嬉しいかもしれないが、
多様化し可能性を増やし、化学反応を起こすのは新しいタイプのスター。真矢みきという人は、今のタカラヅカの現役にいたとしても違和感ないくらい、「今感」のあるジェンヌさんだったなぁとしみじみ思い出す。

すっかり芸能界キャリアが安定しているけれど、卒業後は苦労してた。
ひとつひとつ山を登って、広く認知される存在になられていることは、真矢みきが上手にタカラヅカと距離をとったことが成功したからでは、と思う。

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