隣のヅカは青い

ヅカファン歴は30年ほど。しかし観劇デビゥは2019年から。それほど遠い宝塚についてのブログです。

次の代替わり

花組:新トップ永久輝せあ体制スタート 2024年9月~ 月組:新トップ鳳月杏体制スタート 2024年11月~ 雪組:新トップ朝美絢体制スタート 2025年3月~ 星組:新トップ未定 新体制スタート 2025年末~ 宙組:新トップ未定 新体制スタート 2025年秋~っていうス…

おめでとう月組と、チケット

花組の大劇場千秋楽のライブ配信をウッカリ見逃してから、あ、観たかったのについやってもうた!としばらくぼんやりしてしまった。 どうにもスケジュール把握が甘くなってしまう。チケットの友会申込だけは忘れないようにせねば、と日々気を付けているのだけ…

日本の緞帳といえば

久しぶりに、劇場の緞帳があたらしくなったらしい。おめでたい!kageki.hankyu.co.jp 当然ながら注目するのは製作 株式会社川島織物セルコン(本社:京都市左京区) ここや~~ 緞帳といえば 緞帳といえば綴織が最高や! 緞帳といえば 綴織ができる川島織物…

WOWOWとスカステ特別コラボ編

WOWOW×タカラヅカ・スカイ・ステージ 特別コラボレーション ということで、花組新トップ、永久輝せあメイン回としつつも、なかなか珍しいスカステとのコラボ企画番組となった10月のプルミエール。ちょうど有料チャンネルどうすっぺな…などと思うところを描き…

ネトフリとアマプラとWOWOWとヅカ

かねてよりお付き合いを考えていたネトフリとこの度、契約した。 広告付きの最安プラン、月額890円。現状、毎日ではないものの家にいるときは結構視聴しているが、広告がいつ挿入されるか気が付かないくらい、少ない。初月だからか?そのうち増えるんか?快…

OGを追いかけにくくする地味に重要な問題

美園さくらのデスホリが観たかったが、チケットを取ろうと思ったときには後の祭りだった。 ソラカズキのなんか舞台、キャストに選ばれたことがなんかすごいぞとなっていたやつも、観たいわと思ったが知らないうちにソールドアウトしていた。 去年からずっと…

ヅカ版ベルばらにおけるジャンヌという棘

あのスターがよかったわ、とかトップ退団公演だとか、そういう視点は棚上げして、「ベルサイユのばら」という舞台作品が常に何か不思議な破綻をし続ける件について、今回舞台を破壊したジャンヌというキャラから自分が感じたことをメモ。 たぶん歌劇団にとっ…

wowowプルミエール、秋の特別編ラッシュ②~雪組~

で10月のどアタマよ。 これからトップスターにならんとする二番手スターがこうやって外部番組に出演することは、結構なイレギュラと思われる。 これもすべてはだいもん様のお導きである。※ただこの特別編は「宝塚への招待」であってプルミエールじゃなかった…

wowowプルミエール、秋の特別編ラッシュ①~花組~

感想を書いておこうと思ってためていたら次の特別編が放送されちゃった。 夏の名残の柚香光 花男らしき完璧なオトコっぷりを見せつけた、カレー君の退団スペシャル回から。こちらはまず、プルミエール特別編と題して、初代相手役の華優希とふたりで小江戸・…

古典歌舞伎的 雪組ベルばらを浴びる

三井住友カード貸切になんと当たって、貴重なベルばら生観劇の機会を得た。 しかもSS席 しかも発券したら5列目ほぼセンターの夢席。 あれですかね、昨年から今年、カードガンガン使ってるからですかね!ありがとう三井住友カード、ありがとう過去の私のお買…

友会リニューアルと公式リセールと

やっとか~!公式側も悩みの種であったろうな。この辺のシステム開発は大変時間とカネと労力がかかるので、リリースできそうでよかったねとまずは思う。 私の感想は… ・友会リニューアルで会費があがるよ → ささやかな値上げなので全く問題なし ・ステイタス…

星のプリンセス、星のプリンス

日曜日はライブ配信で星組のムラ千秋楽を観た。 三谷作品との食い合わせ 全体的に面白かったしよかったけれども、個人的にビミョーに感じたところは全部、三谷エッセンスなのよね。 土台がひと昔前の映画で、政界コメディものに必須の「ネタの風化」も避けられ…

SNS活用とジェンヌ・元ジェンヌについての素朴なひとつの感想

SNSというものはそれまでのインターネットのありようをガラリと変えたものだと思う。 不思議なことに個が個をSNS上で発信し、それぞれがそれぞれの気の向くままにシェアしていった結果、多様性を認める風潮が加速することと比例して、なぜか全体主義的な思想…

トップスターが退団するとき

宙組トップスター・芹香斗亜 退団会見の文字をはじめてみた時はうおぅぉぅと唸り声が漏れた。私からみた彼女のこの1年あまりは「立場上、過剰に責めを追わざるを得なかった人」に近い。そして今この退団発表を受けて執拗に彼女を批判するファンも多いことに…

星組、記憶にないプルミエール

さっ、まずはプルミエールプルミエール。 なじんだね礼真琴×暁千星 この会は星組回。待ってましたの「記憶にございません!」の大劇場公演スタート。公演映像がたっぷりみられるから好きよWOWOW。前回よりも、なんか二人でやいのやいのやる様子がなじんでい…

日本武道館でライブやるぞ、と思いたってもチャンスは年1回という話

星組次期トップ娘役は置かないというアナウンスが出た。生贄よろしく必ずトップ娘はトップスターと添い遂げなくちゃいけないわけじゃあるまいに、何作だろうが新たな相手役を置けばいいじゃんね、花組の明日海りお×華優希の組み合わせだって、歌劇団が定めた…

嵐の宙組観劇。ニンニクマシ野菜マシ肉そばの肉抜き感。

思えば、人生で「あれ?もしかしてタカラヅカってチケット購入して観に行けるものなの…?」とある日唐突に気が付いたあの日から動き出して…最初に私にSS席を与えてくれたのは宙組だったっけね。で、新生宙組。幻のお披露目公演となったパガドも、SS席が当た…

いつだって異世界。瀬央版巴里祭を拝見。

最初の感想は「ディナーショー形式だったのねん」でした。生観劇なぞできるはずもなく、興味も薄かったが配信は間に合ったので視聴。配信がなかったらなにもみられないなぁ。 せおっちと巴里祭 瀬央さんだったから面白くみられた+余計な感傷を掻き立てられ…

爆発の輝き。永久輝せあ

これぞ、これぞという舞台だった。配信で花組新トップコンビプレお披露目公演、ドン・ジュアンを視聴した。 本当の本命球「ドン・ジュアン」 ふりかえってみれば、私も世間の多くの人と同様に、望海風斗に「おちた」芝居といえばこの「ドン・ジュアン」だっ…

プルミエール宙組編と雑感

今月のWOWOWプルミエールは、ついに回ってきた宙組編であった。月替わりナレーションは退団したばかりの帆純まひろ。こちらはお声が男役でした感満載で、ちょっとクールで礼儀正しさが醸し出されていたナレーションであった。 柴咲コウさんの事務所に所属と…

大きなブーケ、小さなブーケ。月組大千秋楽。

月城かなとのトップスター プレお披露目のあの日から、あのダル・レークの恋の日から、瞬く間に卒業の日までめぐってきたな。 まずは月組の面々の無事のご卒業…おめでとう。いつもこの「卒業おめでとう」がちょっと不思議…。みんな立派な舞台人なのにね。学…

無料期間スカステ雑記

(手帳に予定もつけていたのに宙組千秋楽を配信視聴するのを完全に忘れていたワァ…)5日間におよぶ無料視聴で、ひっさしぶりにスカステを観ましたし、録画しておこう、なんて演目もあったり、てことで結構この5日間を楽しんだ。 ご無沙汰しております 久しぶ…

久しぶりのスカステ

スカステ解約は1年以上前だが、今週末までは5日間無料放送期間ということで久しぶりに観ている。 興味本位で録画したタカニュ 30分番組に変更しているとは聞いていたんだけれども。 宙組の様子が見られるかな、と録画視聴したら、ちょうどスカイレポート(だ…

さくらちゃんがあのデスホリに!

思わぬニュースに喜び。退団後、しっかりと自分の足で自分の人生を歩んでいる姿がまぶしくたくましく、こちらとしてはそっと見守っている気持に勝手になっていたOG、それが美園さくら。 在団中から取り組んでいた道は未開拓の部分もあるし、仕事にするには会…

09年月組エリザ、あれから15年。

なんとはなしに過去のあれこれを漁って検索していたら、あの頃のことをふと思い出した。 私はこの頃タカラヅカ舞台をみていなくって。ニュースというかトピックス、演目、誰がトップ?みたいな情報だけふんわりなんとなくチェックしていたんだっけ……。 そう…

月のアイドル、雪の王子様になる

いやあ、正式発表がくると、当然のような気もするし、どこか信じられないような気もするし。ともあれ、あーさが次の雪組トップスターに。おめでとうございます!!それでは囲み取材を自分にしてみます。 まずは今のお気持ちを おめでたいの一言です。彼女は…

日暮れの攻防。夜明けの光芒を配信で観た

感想。ありちゃんじゃなかったら(もっと)寝てた。 いや申し訳ない… そもそもが、昼からビールとたこ焼きとお好み焼きでキマッてたから、そこにきてヨギボーにねそべって配信視聴を夕方からですから。寝るわね。ふつうに。※未来の自分へ。これを書いている…

芸能のお仕事とOGたち

wowowプルミエール、季節の変わり目の特別編を視聴。 今月のナレーションは安蘭けいだったけれど、あまりお声が出ていなくて大丈夫か?と思ったら声が低いんだわ。マダム感が強かっただけだろうか。で、内容が七海ひろき×天華えまのキャッキャ回。これはまた…

エンタメガチ勢、韓国による韓国ミュージカル版ベルばら

韓国ミュージカル。 あんまり知らないけれどそんな自分にも届く人気とパワー。wowowで観た「ジキル&ハイド」は楽曲がめちゃよかったな~という印象。で、2024年に韓国ミュージカルでベルばら上演すると知って(今更)、めっちゃ面白そうですわ。 先週ビジュ…

舞台で表現される物語のこと

花組大千秋楽の余韻を残しつつ、気になったこと。 物語アルカンシェルではナチスドイツが分かりやすい悪役として登場した。舞台にデカデカと掲げられた赤地にカギ十字の旗に嫌悪感を抱いた感想をいくつかみかけた。 海外のミュージカルでは、ナチスドイツっ…