隣のヅカは青い

ヅカファン歴は30年ほど。しかし観劇デビゥは2019年から。それほど遠い宝塚についてのブログです。

2021-01-01から1年間の記事一覧

タカラヅカと私と。2021年は楽しかった。

大晦日は年末の片付けなど終えてゆっくりすべき日なんだけれど、あとちょい、気になるところだけ片付け。普段、歌劇もグラフも買わないようにしているのだけれど(あんまり興味ない…)、それでもたまに購入したものは…、え、これほんとどうやって捨てるの? …

初観劇者の感想が好き

いやーなんでだろう、なんでこんなにも「はじめてタカラヅカ観た!」ていう人の感想はワクワクするんだろう… 入り口はシティーハンター ファンには好みの分かれるところもあったらしい、雪組シティーハンター。原作・アニメファンの私には面白かったし、初観…

電波女と隻眼男と、ダンディと空気女と~ 星組を観た。

大劇場お披露目公演であった眩耀の谷 以来になる、星組生観劇となった。 組としてはパワーアップしていた。でも真ん中のトップコンビが不思議と空気。といって他の押出しが特別強いわけではない。またこういうキャラか感である。 『柳生忍法帖』楽しく観られ…

フェアリータイプ、またの名を男役らしくない美しさ

私自身が触れた範囲では、フェアリータイプといえば涼風真世。 「PUCK」が発表されたときは妖精がついに妖精役を…なんて言われてましたっけね。とにかく美しくって、女性的すぎる顔立ち、エイジレスで中性的というか、ジェンダーレスというか…な魅力を発して…

グレイテストモメント 〜女って最高〜

当初はそんなに興味がなかった公演なんだけれど、いろんな方の梅田公演の感想が楽しそうだったので、配信視聴。 超!OGと その場の最上級生クラスのOGてのは、時代が変わってもまとう空気とキラキラは、なんか共通している。 思い出すのは宝塚80周年、そして…

博多座に行ってきた②~夢は追うの追われるの~

宝塚歌劇は新作主義とはいえ、そう都合よくいまの組でやれるショー作品があるわけでなし。 先日まで本公演でかけていたショーを全国ツアーや別箱で、各公演にあわせて修正し再演するのって、お金とか装置とかお稽古時間とか、そういう現実的な理由が一番大き…

博多座に行ってきた①~川霧の橋は渡るの渡らないの~

関東から行くとさすがに近いとはいえない、福岡の博多座。けれどもほんっとうに空港からのアクセス抜群で、福岡空港着陸から20分もすれば博多座につけるの、すごい。うちは羽田空港へのアクセスがいいところに住んでいるので、ますます「通える…」と思ってし…

雪組『CITY HUNTER』とティンパニ歓喜!『Fire Fever!』をみた

これお披露目公演だったっけ?東京公演の、それも半ばを過ぎたタイミングでの観劇だったので舞台が安定していたのもあるでしょうが、彩風咲奈・朝月希和コンビの雪組がもうずっと存在していたかのような、そういう安定感をビシバシ感じました。これほどオー…

風間柚乃バウを観た

ライブ配信はないかなと思っていたけれど、ここから若手も新人公演もライブ配信解禁だよ、となってくれたおかげで、何とか仕事を調整し配信視聴がかないました。 バウホール公演は本当に限られた公演なのでありがたいです。 みたよ!風間バウ 平日なのでバタ…

新トップお披露目リレー最後が、ついに

いよいよ博多座の月組公演初日が幕を開け、新しい月組の姿が披露されました。 まだプレお披露目とはいえ、前々から発表されていたこととはいえ、スカステニュースでの映像でみてみると、新トップの大羽根姿は本当に感動する。 ところでプレ そういえば、詳し…

望海風斗のSPEROを観た

三井住友カード貸切の回を観劇しました。この枠でチケットが当たったのはほとんどはじめてじゃない?てくらいにまあ、私には当選確率が低いVISAの公演チケット抽選なんですが、発券してみてなんとびっくり、ほぼセンター位置の、前からわずか数列目。一応持…

宙組を観て歌舞伎を観た9月

先日、宙組『『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』~サー・アーサー・コナン・ドイルの著したキャラクターに拠る~』『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』をようやく観劇。千秋楽のライブ配信は視聴できなかったので、1回きりの観劇と…

静かにハイスピードで新陳代謝するタカラヅカ

8月、月組千秋楽以降入院していたので、ちょっと宝塚歌劇、観劇もお休みしていた。 元々予定していた、ちょっと炎症を起こしていたできもものを取る ていうような手術だったので私の入院自体は穏やかかつ平和なものだったけれども、大部屋あるあるというか…

「かげきしょうじょ!」と「かげきしょうじょ!!」と「ライジング!」

今年、アニメ化もされてすっかり認知度のあがった「かげきしょうじょ!!」 私はこの漫画の黎明期からのファンであった。ただ最近はまったく推していない。 先が長そうなので… こりゃあ、コミックス40巻越えもあるであろう、と感じて、「かげきしょうじょ!…

抜擢組の半分

月組千秋楽からはや数週間。 よい公演でした。その後のざわざわも月組らしくてよし。とにもかくにもこの時代によく幕をおろした。えらい。 残念だったのは、ファンの中に、舞台も配信も観ずにSNSとダイジェスト映像のみでSNS上で意見ばらまいていた人たち。…

どこを観るかという話

SS席がすべての観客にとって絶対いいかというと、そういうことでもないらしい。 人によっては2階席センターブロックあたりの前方で、とにかく俯瞰して観たい人もいれば、多少観づらくても金額との折り合い第一で、安い席が満足度高いという人もいるし、好き…

劇場版『桜嵐記』

東京にやってきた月組桜嵐記が、宝塚大劇場版とどう違うのか、その印象を考えてみると、 ムラがテレビシリーズ、東宝が劇場版 そんな感じ。うん、そんな感じ。 これは私の観劇の記録 あくまでいち観客であった自分の受けた印象なので、あいまいでありあやふ…

配信でSPEROした話

東宝版、月組桜嵐記を観劇した感想のまえに、望海風斗コンサートの感想をさっくりまとめておく。9月末に観劇予定でありながら配信があることも知らず、あんまり熱心に情報を追いかけていなかった。ヅカ生観劇にひっぱりこまれたのはだいもんの歌声がきっか…

退団と卒業

星組集合日だったのか。 ファンにとってはまた、立ったり座ったりする日になったことだろう。 星組にとっては中堅が抜けることで若返るのか?そんな感じの発表と受け取った。 卒業生とその同期 紫月 音寧(92期)研16 → 千海華蘭、鳳月杏、真風涼帆 夢妃 杏…

wowowでタカラヅカ

元雪組トップコンビの望海風斗スペシャルであった、特別版宝塚プルミエールと、だいもん&まあやコンビが副音声をつとめる「Music Revolution!」の初回放送日だった。 私はテニスのグランドスラム大会観戦視聴が趣味なので、WOWOWはテニス目的だけれども、そ…

天海祐希の『Kitsch』

いや、ないと思ってたんだけどあったんですねぇ…変則的に。 なにげなくみていたら いつか録画していた、95年のマニフィークタカラヅカ(’95TCAスペシャル「マニフィーク・タカラヅカ」)。ここ最近で言うところ「タカスぺ」ってやつですね。 元々は「TMP音楽…

印象って大事(ほっとなふたり…)

観ました。タカラヅカ・スカイ・ステージ 開局19周年夏のスペシャル「ほっとなふたり、とっておきのひととき。」ま〜、ちょっと過半数の組で軽く事故ってたシーンがあったようななかったような。 アフタートークをやるならば、いっそ副組長たちの反省会がよ…

星風まどかと珠城りょう

体育会系で真面目な印象の2人…そんな、なんかちょっと似てるところがあるような気がする、と思っていた2人。 1年でエースで4番だった2人 とにかく劇団からの推し(急速育成モード)が強かった珠城りょうと星風まどか。 星風まどかは音校時代から注目され、組…

桜嵐記 夢想ばなし

実は芝居のあらすじと配役が発表されてから、ずっと地味に引っかかっていたことがある。 「ハテ、高師直というのはあの忠臣蔵の高師直のことだろうか」 と。 いろいろと記憶が混同していたので、今後また混同しがちなの自分のためにもきちんと整理しておかね…

そういえば宝塚歌劇の特別なところ?

考えてみると非常に目立つ特徴なので、舞台を観慣れている人はお気付きと思う。 私は、前から感じていたオヤ?ていうこのことを、最近やっと理解できた。 珍しい… 宝塚歌劇団の舞台は日本最大級。 まあ1番大きな劇場として、ちょっと前に収容人数8000人とい…

星組公演 『礼真琴ショー』を配信視聴した

初日から雨、公演期間中ずっと雨、というせっかくの舞浜公演が雨まみれとなった星組公演。 しかしこれは星組と礼真琴が雨男雨女だったからではない。隣の舞浜ボスが雨男(ランド・シーの新作ショー初日はいつも雨)だから仕方ないのである。 友達がちょうど…

玉虫色の好き嫌い

タカラヅカのファンの、産まれてきた際の肉体的男女比をいえば、圧倒的に女が多い。 実際に各々どんな性自認でそれがそれぞれのヅカへの愛情とどんな関係や影響があるのかはわからない。私の好き嫌い傾向はこう。傾向であって、嫌いなものも時に萌えることも…

仕事の運とめぐり合わせ

そういえば、桜嵐記・Dream Chaserの公演発表があったあと、スカステの番組でまず、 「月組としてショーが3年ぶり」 「美園さくら、トップ娘役としてこの退団公演が初の洋物ショー」 「鳳月杏、お帽子着用のスパニッシュお衣装が初」 といったなかなか「え?…

花組観劇。感性のトップスターと花

子供の頃はテレビ観劇で親しんでいた花組。 大浦みずき、安寿ミラが好きだった。それから長い時を経て、はじめての花組生観劇の思い出が明日海りお時代でそれも退団公演だったものだから、「なんか劇場の空気が怖いな…」 と思った覚えがある。 その後の花組…

千秋楽と意地の悪いファン心理と

先日の、月組千秋楽はとても良い公演だった。 そしてトップスター珠城りょうの挨拶は、・袴で階段降りての退団者挨拶として ・カーテンコール複数回にて ・幕前で美園さくらを伴って ・公演後記者会見 ・記者会見後スカステニュース用に階段前でと… この日の…