隣のヅカは青い

ヅカファン歴は30年ほど。しかし観劇デビゥは2019年から。それほど遠い宝塚についてのブログです。

なりゆき街道旅を観る

そういう番組があることは前から知っていたものの、録画視聴までしたのはもちろん、望海風斗をみるためである。

ポンコツぅ…」とは思いましたけど全方位に嫌味のないキャラは伝播しており、サスガァと思った。しかしこの手の毒のない番組視聴ってひさしぶり。
ハナコの番組だったっけ?と思ったけどもともとレギュラーやってたのはハライチ澤部だったのね。ハライチのラジオは聴いているので、よく番組名はきいていたけれど、観るのは今回初めて。この番組、ロケでめちゃくちゃ歩くらしい。

しかし、ハナコねぇ。特にお笑いファンではない私が好感を持っている&認知している芸人さんではあるものの…。MC力がイマイチすぎる。
彼らのテレビでのポジションってなにかな、あれかな、今流行の毒のないスキャンダル危険性のない位置の若手枠。※シニア枠はバナナマンサンドウィッチマン

速水もこみちに至ってはオリーブキャラで当たって以降の現在の立ち位置がよくわからないが、一番大物枠だったな。…でもこのメンバーで一番数字持ってるのだいもんだよなたぶん。

司会進行役って大事…

3人組ってのがまあやっぱり多過ぎるし…その割にかしましさが足りない。今回の築地ロケはたぶん、大事にとっていた球だったはず。ハナコのメンバー二人が築地場外で長らくアルバイトして生計をたてていたので、いわば自分の庭だとして振るまえる貴重な回。にもかかわらず、このおとなしさかと。
ハナコがコントで人気だろうがテレビ芸能の日曜お昼系の番組ってまた勝手が違うよなとしみじみ思った。そりゃあもこみちだって、店やっている料理人でも職人でもないのにこの感じでリードするしかなくなるわね。

そして、すべてに対してかりてきた猫状態のだいもんに至っては「普段好きなもの、よく食べるもの」について話を振られて「すっごい偏食なんです」と答え、じゃあ何を食べているのかと問われて「そういわれると…」と具体的な偏食ぶりをこたえられず。それに対してハナコの誰も強くつっこまず。
ていうか、この受け答え、だいもんだったから視聴者(私)はウンウンそうねって思えたけれどだいぶだめだと思うぞ!笑

つい注目する

やっぱり注目したのは、食べるシーンですかねぇ。
実は、タカラジェンヌが食事行為をテレビにさらさない、映像に映さないってのは、タカラジェンヌだからじゃないのよね。
これは昔の役者さんたちの世界でなにかあるものらしく。

かつて(30年くらい前)、歌舞伎の楽屋弁当…みたいなのをテレビが追いかけた番組において、歌舞伎役者たちがそれぞれお気に入りの食事を紹介するという作りで、吉兆(銀座の歌舞伎座内のレストランに吉兆が入っている)の幕の内弁当的な…ご本人向けにカスタマイズされたそのお食事を紹介した玉三郎は、それでは…と、映像はそこまで。
これに対して福助さん(当時)は、ご自分のお気に入りの食事を紹介した後に、ではいただきます、と食べるシーンまで映させていた。
玉三郎は自身の食事シーンはNGとしたのであるが、これはこの当時の古参ファン(もう現存してるかわからない)が褒めてて、当時まだまだ若かった福助については(テレビでも売り出したいからこそのサービスシーンだったかもしれないのに)「品がない」と評されていた。

タカラジェンヌ食事シーンNGという業界ルールは、おそらくこの古い役者がなんというか、衣食住の生々しさを一般のファンの前には出さないのをよしとする世間側の非日常の尊大であれという求めに応じてきた名残なのかなと思う。

なので、だいもんが食べているなぁという様子をじっくりと見つめてしまった。

イザボー

舞台の宣伝のために昼のバラエティに出演という、女優らしいテレビ仕事であった模様。
イザボー、興味がないわけではないものの手元にチケットはない。チケットを取ろうというあたまがなかった。いまイープラスをみるとなるほど、完売はしていない模様。まあそういうもんだ。新作だし演劇ファンは注目と思う。私はブリリアだから行かない。平日は厳しいし週末は完売だし。公演の無事を祈る。






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