隣のヅカは青い

ヅカファン歴は30年ほど。しかし観劇デビゥは2019年から。それほど遠い宝塚についてのブログです。

真彩ちゃんの驀進は続く

近年退団したトップコンビが両方ともに、ミュージカル界で大活躍中というのは、なかなかの快挙ではなかろうか。
それぞれ活動方針や本人のやりたいことはひとりひとり違うとはいえ、だいきほコンビはスゴイ。お互い今のところ主演格にいるので、共演する日は相当先になるだろうが。

モーツァルト!とな

そんな真彩ちゃんが、帝国劇場の閉場改築にあわせて博多座上演となるミュージカル『モーツァルト!』に出演、ヒロイン(でいいのか?)のモーツァルトの妻コンスタンツェ役ですって。
www.tohostage.com


このミュージカルのことは知らんが(無知ィ)あの2曲のことは知っている。
「星から降る金」と「ダンスはやめられない」

にしてもよ

なんだかんだいいつつモーツァルトについては何十年も前に「アマデウス」というかの大ヒット映画をきっかけに履修している人類は相当数いて、私もそのひとり。
でこのミュージカル「モーツァルト!」はミヒャエル・クンツェさんなんですよねー。そうエリザの。
だからなのか、イケコなのは。イケコ以外じゃだめなの?そう……

違和感があったことがググって解決

ミュージカルをみてなくっても知っている「ダンスはやめられない」「星から降る金」の名曲2曲のうち、「ダンスはやめられない」について。
私がこの曲をじっくりと聴いたのはいつが初めてだったのか覚えていないが、思いっきり歌詞字幕に引っかかって以来、印象を悪くしていた。
そのきっかけがWOWOWの、たぶん井上芳雄氏の番組(色々お勉強にもなる番組である。感謝)で、調べたらそう、2021年の某回でソニンさんが披露したバージョン。だと思う。

結婚生活にくたびれたコンスタンツェが現実逃避して夜遊びから帰ってきて、散らかった家みてうんざりしている歌 かと思っちゃった(訳詞ももっとちゃんと意味が深いけど)けども、見事な歌唱のソニンの力もあって、ガツンと来たついでに、「アレ?こんなだっけコンスタンツェ」とも思ったんだった。

この時のモヤモヤを放置したまんま今日をむかえて、真彩ちゃんのコンス役ゲットだぜニュースみて、あらためて調べてみたら、有識者がしっかりと記事をお書きになっていて大感謝である。


wienok.blog119.fc2.com

blog.livedoor.jp


ブログリンクを貼らせていただく。前者のウィーン在住の方のブログは、ミュージカルに疑問を感じて検索するとよくヒットしてくれる。ありがたい。好き。
この方は「星から降る金」の訳詞の記事も大変勉強になった。

後者の方は私の気持ちを書いてくれてるんじゃってくらいそう、そこー!!そうだとおーーーもったーーのよぉおぉぉ という内容をお書きになられていた。
いくら舞台化に際してキャラをオリジナル解釈しているとはいえ、なーんかコンスタンツェの「ダンスはやめられない」ってのが、そうだっけ?感があったんで。すっきりした。

で、あらためてモーツァルト!をみてみるよ

キャストを観ると、主演は帝劇組トップスターともいえるお二人。安定。
そして女性キャストは、コンスタンツェをつとめる真彩希帆以外に、ダブルキャスト涼風真世香寿たつきという鬼強いお二人。

で、お名前みて、ハッとしたのがコンスタンツェのお母さま役の未来優希。このお名前見覚えあるぞ、そう79期生首席入団の方。
ほかに彩花まりさんは95期。柳本奈都子さんも90期か。OGさんたち頑張ってらっしゃる~。東宝だからなのかイケコだからなのか、元四季は一人だけど元ヅカはいっぱい。
ざっと検索してみたら、最近やっていたルパンなどのイケコものに出演歴のある人が一人二人じゃない。ある程度メンバーが固まっていくんだろうなぁ。

博多座東宝

色々大変だろうが、地方興行主としての博多座は、今後も東宝関係とは持ちつ持たれつで仲良くやっていくのだろう。
博多座はいい劇場だ。歌舞伎もやれる、タカラヅカも呼べる、帝劇ミュージカルもやってくるし、ちかくには味噌ラーメンが美味しいラーメン屋(でもお客はチャーハンばかり頼む)もあるし。

また行きたいわね~。



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