思わぬニュースに喜び。
退団後、しっかりと自分の足で自分の人生を歩んでいる姿がまぶしくたくましく、こちらとしてはそっと見守っている気持に勝手になっていたOG、それが美園さくら。
在団中から取り組んでいた道は未開拓の部分もあるし、仕事にするには会社設立して新サービス立ち上げたりのビジネスマンの道にいくのかな、それとも教育の現場で教壇に立つ人になるのかしらと思ったら、なんとあのデスホリのヒロインにWキャストで立つという。ヒーハー。
演出は、月組デスホリと同様生田氏ですって。
「あの」デスホリにかぁ。
これの観劇感想、作品そのものに関しては、私がリスペクトしているトシ・カプチーノさんの劇評に膝を打つばかりで。自分自身、とても気に入った作品でありながらも、デスホリのあのシリアスなのかコメディなのかラブストーリーなのかが、どっちつかずな内容ってのがまあ欠点というか難点と思う。
人気作曲家によるオリジナル楽曲はどれもいいんだけれども、「同系統の甘い曲が続く」というのはもうその通りで、私の頭と感性では観劇後どれひとつ覚えられていなかった。
ただいい曲だったなとは思うんだけれど。
まあ歌謡曲じゃないんだし、各キャラクタの心のうちを表現するための歌ならば、帰宅時に口ずさめなくてもある意味正解なのかな。
正直、月組れいこうみのサヨナラショーで、デスホリから複数の楽曲がピックアップされたことは少々意外だった。でもひとつひとつはほんときれいなのよね。
今回、同作品2度目の演出となる生田氏には、版権が許す限りのアレンジと整理を期待したいわ。やっぱりいじりすぎるのはよくないのかしらね。でも…、惜しいのよ色々…。
しかし、生田氏が全然歌劇団の仕事に名前出てこないなぁ、と思っていたんだけれども、2024年の前半はご自身の結婚式、後半はこのデスホリのお仕事に集中ってことですね。なるほど。
「あの」グラツィアになぁ。
上演ニュースにさくらちゃんの名前を見つけた時から、がぜん興味は「美園さくらがどうグラツィアを演じるか?」なのよなのよ。
あのぶっとんだキマッたグラツィアを美園さくらがどう解釈するのか?にもとっても興味がある。版権ものだから表現や役柄の立ち位置などに、ある程度の決まりごとはきっとあるのかもしれないんだけれど、さくらちゃんのグラツィアがみたくてたまらない。
そしてさくらちゃんはきっと月組版を観ていますよねぇ。上演計画は梅芸ほどであれば、
それこそ、この版権を最初っから、タカラヅカ歌劇で上演ののち、梅芸でやることは決まっていたはず。はずよね普通にかんがえたらば。
梅芸版のキャスティングも1年前にはもう動いていたことでしょう。
月組のデスホリはちょうど1年前の2023年6月の頃であったし。…卒業後のうみちゃんが連続主演するにはスケジュールが間に合わないもんなぁ。さくらちゃんはお声がかかってオーディションしたのかな?とか色々と想像がふくらんでしまう。
きっと学業の方優先で卒業までは舞台のような芸能仕事もしないと決めていたでしょうしね。