ネット上では、作家の筒井康隆氏のネットインタビュー記事が拡散され、もともとくすぶっていた万博中止勢の勢いが加速しているようだ。
万博なにそれ
そもそもだが、関東…東京都内で暮らし働いている自分が万博のことを少しでも知っていて関心を寄せていて命のかがやきくん(さん?)ことミャクミャク様も把握しているのはすべて、ヅカがアンバサダーを選出しコラボってるからである。それ以外に理由はない。
ただこれ発表がだいぶ前であったことから、数年前の時点で既にこの、各組1名選出のアンバサダーたちがアンバサダーであることに縛られ、組替えもしないの?できないの?するの?みたいなところとかがね段々とね「邪魔くさいぞアンバサダー縛り」とそう思うようになってしまい。
風間くんとミャクミャク様
コラボグッズはちょっとほしくなった…りもしたけれど、これも万博への関心ではなく、ミャクミャク様のラインダンスステッカーが面白かったからである。
アンバサダー風間柚乃が好きだったらもっと積極的になったかもしれないがそこまでの熱量はなく。でも知ったきっかけはやはり風間くんというスターがイベントに出演し大活躍しアピールした様子をニュース映像で観たからである。こうしたコラボがなければニュースネタにならず人の目に触れられることもなければ、純・万博グッズだったら別に…だけどヅカとのコラボだからなんか羽根つきとかラインダンスとかが急に「面白い・かわいい」になっていったわけだ、私にとって。
コラボというものがいかに大事かよくわかる。私ごときにもちょっと刺さったのだから。
そもそも万博ってなによ問題
万博が国際博覧会条約にのっとって、申請して認可を得た博覧会ということならば、大阪の政治家実業家団体が企画立案して申請し認可を取り付けたからこその「大阪万博構想」。
で、博覧会の定義はというと条約に「国際博覧会とは、2以上の国が参加した、公衆の教育を主たる目的とする催し…」とあるから、海外からの出展が必須。
いま、大阪府民は赤ちゃんですら1万円を負担せねばならないという報道があるほど税金投入せねば成り立たないイベントはたしかに、筒井先生でなくとも「時代遅れ」と思うだろう。
大阪万博会場をぐるりと一周する、万博シンボルとなる木造の『リング大屋根』は総工費350億円超と試算されているが、万博の常で、会期が終わったら取り壊される。
赤ちゃんどころか妊娠中の胎児にも1万円負担してもらわんと無理じゃんねっていう…。
どっちに不運?
開催が近づいてきてからお金の話が出てくれば大衆が批判するのは当たり前のこと。マスコミの誘導もアレだな~と思う。そして中止論まで出てくるのにふさわしい、負担額増についてはさすがに無関心層の私も気になるニュース。出展国の応募もスポンサー企業の応募もいまいち振るわないという報道も以前からあり、どこで盛り上がっているのか関東民にはイマイチピンとこないまま、唯一といいってよいほどポジティブな雰囲気の万博関連ニュースにはタカラジェンヌの姿があった(ていうかそういうフックがないとニュースに気が付かなかったっていうだけのことかも…)。
だがしかし。だ。
ここにきて宝塚歌劇そのものに致命的なスキャンダルが発生しており、中止論があがっている万博と、一部の先行き不透明感が増している歌劇団とのコラボって、なんて言ったらいいんだろう…どこをミャクミャクさせてるの?
最も、関東にいると本当にこの辺の温度感はわからない。自分の周辺では万博もミャクミャク様もヅカも、全部話題にものぼらない。
ゴシップ好きや若い世代、ネットニュースをよく見ている人らとの会話も、最近はクマがよく出るねぇという話ばかりである。