隣のヅカは青い

ヅカファン歴は30年ほど。しかし観劇デビゥは2019年から。それほど遠い宝塚についてのブログです。

ポスター・先行画像雑感

とある新人俳優が、テレビで「いままでこういう演技の授業みたいなの受けたことなくて、ありがたい」みたいなことをとあるオーディションの一環で受けた演劇授業に対して感想を述べている番組をみて…
ちゃんとした事務所に所属している若手俳優からみたら、音校のカリキュラムや教室などの設備が使えることは、うらやましく思うところもあるんだろうなあ、などと思ったり。

GW前と中日の仕事日やっと時間ができ、ブログにもログインができて。PWはちゃんとしないとね…
公開された画像についてメモ。

39 Steps

画像はもっと前に公開されていたかもしれないけれど気が付いたのが数日前。
なんていうか、めっちゃおしゃれな、イイポスター。凪七瑠海って本当に優秀なんだなとわかる。
細すぎて華奢過ぎて顔が小さすぎて、と言い出したらきりがない、女性としてみたらうらやましいようなスタイルが男役づくりにデメリットになることもあるだろうに、このポスターのポージングひとつとっても、抜群ではないかしら。

BIG FISH

これ、先行画像みたときには「礼真琴辞めるんか?」と思ったんだ。
娘役GSポスターのような、さよなら感テイストがあってさ……。

このたびポスターに画像が差し変わり、ウクライナの国旗ばりの配色に、ぐっとあごの力がはいって力強い、男らしい微笑。
いままでにない顔づくりではなかろうか。

ドン・永久輝

アンダルシアの美女に同情し感情移入して観てしまったがゆえに、モヤァとなる作品ドン・ジュアン。ひとこちゃんにとってはきっと大事な演目であろう今作で主演されることは純粋に楽しみ!
この人はクラシカルっていうよりはなんだろう、昭和っつーか平成っつーかな、ちょっとバブリーから不景気(だけど今よりなんか元気な世相)って雰囲気の時代の香りがするスターになれる人(クラシカルと何が違うんだ?私よ)と思っていて、期待・大。

彼女、少し高めの声を芝居で使いまくるのって、だいもんにも似てるよね~とか思ってる。喉に無理し過ぎず活舌がいかせていい声色なんだけども、だいもんがそうであったように、声が高めなので演技にちょっと「いつまでも大人げない大人」感の面白みが出すぎてしまう面もあると思っている。
でもこの画像(これは先行か)のNo.1感は大変好ましい。

Liefie-愛しい聖乃

聖乃あすか主演の画像も先行からポスターに差し変わっていた。
これがまた、なんだろうね?若手スターでございます!っていう。新春浅草歌舞伎感(※浅草歌舞伎は若手スターたち活躍の場)があるよな聖乃あすかって。
先行画像(たしかみたはず)の方が大人っぽいというか少し、クール感あった気がするけれど、ポスターはもう少し優しげで、悪い言い方をすると田舎臭くなった。オレンジと古臭いフォントのせいかな。

全ツでございます感

みんな大好き仮面のロマネスク。紫+美+美。
夢白あやってのはまー、ノリノリでなんでもやるんでしょうね。だから画が決まるんじゃなかろうか。正直あーさの相手役って組み合わせがベストなのかまだ未知数なんだけれども、このお二人はお互いの長所を伸ばし短所を消しあえる気がする。
とりあえずこの、ザ・タカラヅカなポスターは、ある種の欲を満たしてくれるものだと思う。「らしさ」とか「っぽさ」ってのは、とっても大事にしたいものだ。

あなたの夜明けをみたい

夜明けの光芒の暁千星。これまた、萩尾望都の描いた扉絵かと思ったよね……。
ごまかしのきかない画角を完璧に演じておられる。
静の画なんだけれども、とってもわくわくさせられる。当たり前のように「青年」なんだよねぇこのポスター。不思議。男じゃなくて、でも女なんだけど思ったより違和感なくってっていう「男役」の魅力をたたえていらっしゃる。

近年最高かよ

初めてみたときドキッとして、それから何度見ても、構図といい配色といい最も素晴らしいと思うのが「ALL BY MYSELF」の咲ちゃんポスター。
鏡越しのこのポスターは、作品とのリンクも完璧だし、演じる彩風咲奈の終わりの始まりの作品としても完璧。
本当によくできている。

空白の枠

まだこれから、埋まっていない枠がいくつかある。はてさて、この中で一番どんなんになるのか気になるのはやっぱり、月組かな~。






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