阪急貸切で、なんかキャンセル待ちで運よく観劇することができました。
花組といえば私…安寿ミラ&真矢みきですかねー。
それ以外だと大浦みずき（さらに古い）
この頃はダンサーが…それもとびきりのダンサーがいたから、ダンスの花組という呼び名が相応しかったと思います。
いまは…今週末までは、明日海りおの花組って感じかなぁ。
来週からどうなんだろね。
明日海りおさん。
うんと下級生の頃からちょっと扱いが既に異例だったような。
あんまり誰がトップとかどうのこうの、興味なく何年も横目で宝塚を眺めてたような自分にもこの名前とあの花の顔（かんばせ）は伝わってきていました。
実際に「A Fairy Tale -青い薔薇の精-」「シャルム！」
でその舞台を拝見したけれどもー
完璧なトップスター！
て感じでした。
鼻にかかる歌声がちょい歌詞何いってんの？て癖がノリノリになると出るらしいのが私は好みではないが、難癖つけるならそれしかない。
特にまー写真のまんまのビジュアルが圧巻ですね。
本公演では芝居がなー
もっとやり尽くせる役が観たかったな。
たびたび、じーっと舞台で身動きせずに傍観者となるシーンがあるけども、多すぎない？
動かないところが。舞台上で何もしてないようでたたずむの、ものすごく難しいよなぁと想像。
では他の役はというと、どれもこれもうす味なのでピンとこなかった。
唯一、キャラの輪郭がハッキリしていて印象に残ったのは、瀬戸かずやさんのオズワルド。
ていうか、シャルム！でも、あーこの人2番手やーていうくらい、すっごくキラキラギラギラすっごくスターやったと思う。
あ、優しく視線くれる！ていうのが水美舞斗なら、瀬戸かずやはスタービームみたいなので焼いてたね客席を。
お綺麗な柚香光くんは抑えてるのかなんなのか、時々見失った。姿勢の良い子探すとおるんだけどね。
歌わないなこの子。とか思ってました。つか客観てない。明日海りおだけ見てる感じ。
で、明日海りお。
多分この人トップの花組って、ものすごく先輩後輩が厳しい体育会系なのかな？
単にポジションやトップスターという役回り以上に、
強い圧を舞台上に感じました。
青い精の役。
正直、前評判きいてどうなんかなーって思っていたけれど、良かった。話は絵本並の薄さだけど挿入歌結構良かった。
シャルム！
イマイチ流れが良くわからなかった（パンフに書いてあるような）けど、退団公演用になってるので見応えあったかな。
つか、明日海さんは華ちゃんと絡みたくねーんだなというか、それは柚香光くんのお仕事って線引きしてるのかな？てくらい芝居もショーも最低限の絡みだったのは気の迷いではないはず…
星との格差を感じたよ。
雪とも月とも違ったし。
コンビ、おなごりおしや〜感皆無。
そんな場面捏造するより、男役群舞シーンをたびたび入れたのは、それが希望だったのではと思う。
阪急貸切だったので、公演後に明日海りおご挨拶があった。
噛んでたよ。
