隣のヅカは青い

ヅカファン歴は30年ほど。しかし観劇デビゥは2019年から。それほど遠い宝塚についてのブログです。

阪急貸切「帝国ホテル宿泊プラン」を体験してみた

月組応天の門のチケが、友会で取れなくて。
これ逃したら…最後の生観劇がロマ劇だったから、かなり月組から遠ざかってしまう。
からんちゃんたちのラスト舞台を生で観られないなんて!と阪急貸切、夢組のプランに申し込んでみたら、申し込んだ中でいちばんお高いものから当選したので、悩んだ挙句勢いで行ってみた。

前泊プラン

都内住みなので観劇後に東京観光ということもないし、やっぱり前泊一択。
申し込んだときには、まさか本当に当たるとは思わなかった。

阪急貸切の宿泊プランは、明日海りおや望海風斗がトップだった時代にも申し込んだことあるけれどひとつも当たった事なかったので、当たらない前提であった。

いま申し込んでいる宙組マカゼ退団公演も、阪急のマイページ上でいまだリクエスト待ちステータスなので、つまりこれ、当たっていないのよね…(キャンセル待ち状態)。

なのに、今回の月組公演は当たった。二つの貸切公演両方とも。

直前にテンションあがりまくる

都心で働いているので仕事場から直接ホテルへ向かう方が早いのだけれど、悩んだ挙句に金曜は仕事のあと一旦帰宅し、荷物を持ち替えて帝国ホテルへ向かうことにした。手間だけど、仕事用のパソコンなどを抱えての宿泊や観劇はちょっとね。

で、実は当選から宿泊直前まで全然、帝国ホテルに泊まることには期待していなかった。

けれど、段々と日が近づくにつれ「ホテルのアメニティ何あるのかな」とか「朝食あるのか、なんだろ」とか「宿泊の口コミがやたらいいぞ」など、調べるほどテンション上がる上がる。

観劇チケットも忘れずに、できるだけ楽&ちょっといい服を心がけて、仕事を大急ぎでケリつけて向かいましたとさ。

予想外のビュー

チェックインは名乗るだけでスムーズ。何かにサインとかする必要もなかった。
帝国ホテル定番のフロントのお花は桜!

そして10階の部屋に通される(フロントマンが荷物を持ってくれアテンドしてくれた)と、窓の外は、歌劇場ビュー。

最初は「なんだぁ、日比谷公園側じゃないかぁ」とちょっと思ったんだけど、いや待てよと。
フロントでチェックインのときに「宝塚のプランですね」と確認もされたし、この角度のお部屋…わざわざ用意してくれたのでは?と思うとこれもホスピタリティかと。
観劇プランだものね。

妙に快適なお部屋…

なんへーべーあったのかよくわからないけど、40近くかな?
狭すぎず1人にはちょうどよく。そして翌朝まで本当に過ごしやすかった。清掃が行き届いて空気も綺麗なの。空調もよかったし。

この手のホテルでははじめてみた、自動お湯はりがあるバスルームには、上からマッサージかっていうシャワーも、手持ちのシャワーもどちらも機能・水圧が素晴らしく。
そしてこのマットがものすごくフカフカで、お風呂上がりの水っけを吸いまくりでめちゃくちゃよかった。

それに鏡の前に椅子があるのもホテルでははじめて。すごいありがたかった〜。

写真撮り忘れたけれど、フリーでお持ち帰りできる水は富士ミネラルウォーターで、紙パックの200mlのが2本。
よくある500のペットボトルより小さいじゃないか、と思われがちだが、この銘柄の水は本当に美味しいので嬉しい&次の日の観劇のとき、この小さいお水がとってもちょうどよかった。

ちなみにこのお水、同じものが帝国ホテルのショップガルガンチュアで一本200円で販売されていた。

朝ごはんにビュッフェ復活していた

実はコロナ禍ではやっていなかったビュッフェ。この朝ごはんのホテルビュッフェが復活していたのが最高だった。
朝ごはんはルームサービスも含め選択肢多数!
ルームサービスは、チェックイン時にもらう紙に食べたいものに丸をつけてたっぷり運んでもらえる。
私はもちろん、17階のビュッフェに!

帝国ホテルはホテルバイキング発祥地だしね〜

帝国ホテルのビュッフェで選ぶべきもの

まずパンケーキ。ホイップバターは盛りで。
ほかパンも好きなだけ。フレンチトーストもあるし分厚い美味しいハムも食べるべきよ。

そしてオムレツや目玉焼きやリクエストし放題の、その場で作ってくれる卵料理。
みんなオムレツをオーダーしていたよ。
奥に映っているスモークサーモンは、帝国ホテルビュッフェで必ず選ぶべき逸品。ここでいただけるサーモンは非常に美味しい。いままで食べたことあるスモークサーモンの中でダントツにウマイ。私、ここ来るたびに必ず沢山食べる。朝食ビュッフェは初めてだったけれどあって嬉しかった…。

和食メニューも色々。
とろろがあったのでご飯もいただく。お腹いっぱいで食べられなかったけれど、和食メニューの中の焼き魚はとても美味しいらしい。魚の種類はそのときどきで変わる。

朝食は7時から9時のあいだでビュッフェを選択可能であったので、張り切って7時から身支度してレストランに向かった。すると既に外国人観光客が沢山!
私も負けじとたっぷりと時間をかけて、フレッシュジュースや生フルーツ、スープなどもしっかりいただき、満腹で部屋に戻って休憩…。
チェックアウトは10時半頃に。
開演は11時だけれど目と鼻の先だし、チェックアウトは2分くらいで簡単に終わるので、結構ギリギリまで部屋で休めたのも嬉しかった。

からの、SS席

贅沢にくつろいでからの、SS席で悠々と観劇。
申し込んだときには、なんて無駄遣いを!と自戒したが、観劇前にすでに大満足していた。

座席からの景色は本当に舞台が近かったし…
視界も良好でノーストレス。


観劇後に帝国ホテルのガルガンチュアに戻って、宿泊特典の10パーセント割引チケットを使ってパンやデニッシュを購入しお土産にして帰宅。

そして自宅で気持ちの良い土曜の午後を過ごした。

これが私の、阪急貸切帝国ホテル前泊プラン93,000円の体験。



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