隣のヅカは青い

ヅカファン歴は30年ほど。しかし観劇デビゥは2019年から。それほど遠い宝塚についてのブログです。

不思議な「インフルエンサー」たちのお仕事

古い友人が某ハイブランドに勤めている。友人は日本の老舗ブランドなどを幾つか務めたあといまの外資ハイブランドで働いて20年超なので、その業界事情に大変詳しいプロ。

おぎはやぎとカルティエ

先日ラジオで、カルティエの時計イベントにお呼ばれしたことを、おぎやはぎ がラジオで面白く語っていた。

www.nikkansports.com


このイベントは有名どころの芸能人が多数招待されていて、オファーを受けたマネージャーが思わず「ウチのおぎやはぎにですか?」と確認したと自虐ネタとして、おぎやはぎの矢作がラジオで話していたけれども。
おぎやはぎ矢作のほうは時計愛好家でコレクターであることは有名なんだけども小木はそうでもないので「おぎやはぎで?」とマネージャーが確認したということだが、実はこれ、カルティエが開催したイベントにおぎやはぎががっつりと起用されていた縁によるもの。2人は「そもそも自分たちがカルティエに?」のノリだったけれどももちろん謙遜が含まれており、ファンからすれば納得の指名である。

色々お呼びよね

友人の勤めるブランドもなかなかの有名どころで、最近も、なんとかパーティだのレセプションで多くの有名人を招待してた。
何人ものタカラジェンヌ OGが「参加」していた様子をSNSにあげていたのを私もながめていた。

内情を知る友人によると、芸能人やインフルエンサーを招待するイベントは、それはもう、マスコミやネットでの露出を狙ったもの。
そのブランドの賑わいや話題性を提供すること、イメージを伝える宣伝活動であり、いわゆる彼らブランドの「本命顧客」を呼んでのイベントは、インフルエンサーを呼ぶイベントのさらに前にクローズドで済ませているのだそう。

そのブランドでいえば、一回のお会計で数百万以上でも全然足らぬ、一千万単位「から」の顧客などがその本当に本気の、非公開のオープニングイベントとやらにお呼ばれされるのだそう。
もちろんそれは「受注会」の意味も持つわけで。海外の大富豪も呼ばれるというお話だからまさに別世界のことである。。

となると、そんなハイブランドを買い支えている富豪たちにはそこらの芸能人やインフルエンサーがパーティに呼ばれたよなんていうニュースは刺さらないわけで。
じゃあなんで?誰向けのイベント?って私のような、ハイブランドに縁のない庶民は不思議に感じてしまう。

持ちつ持たれつ感

月組のあの人やあの人、元宙組のあの人や元星組のあの人…
タカラジェンヌ OGに限っていえば、卒業後のSNSにアップしている様子はまさに千差万別。そんな彼女たちがハイブランドのイベントやパーティに参加していたら、なぜかファンは、嬉しいんじゃないかなって思う。優雅できれいで富んだ世界感と、OGたちに持っていてほしいイメージが合致して。
でOGへの好意とブランドへの好意が混同していてって、OGもそのブランドも人気でキラキラし続けていると刷り込まれていく…

のだろうなとは思うんだけれど。

ギャラが発生しているのかな?

この辺は本当に謎……。人によるし、そのイベントの種類にもよるだろう。
ただ、呼ばれた人は今の時代、SNSにその様子をアップするまでが役割。ブランドのアンバサダーの役割についている場合は、それはお仕事でもあるだろうし。

私がコロナ前にとあるメーカーのとある商品のアンバサダーになったときは、その商品のファンが一般から30人くらい選ばれたもので、なんの縛りもなければギャラもなく。SNSにアップしたりして周りに拡散してね!っていうのが唯一求められた活動で、あとは一年の間に何度か、商品が無料でプレゼントされて、ただただそれがうれしかったなぁ。
実際のところ懸賞にあたって商品もらった、とたぶんあんまり変わらない体験であった。アンバサダーって言ってもそんなファンサービスみたいなのもあるんだし、各メーカー各ブランドで結構違いがありそう。

注目すべきはその嗜好

タカラヅカOGに関して言えば、現役時代、舞台姿のイメージとまた違ったそれらの姿に、その人の性格や好みやら、なんか今まで見えていなかった個性が見え隠れして、それが各OGごとに、特にインスタでは、まーーーみんな、出るね性格。
紅ゆずるが自分の顔のアップばっかりなのは、お好きなのね…と思うし。外でお酒飲んでるな~っていういかにもな、イメージ通りのOGもいれば、仕事の告知のみの人もいる。自分の姿を出す人、あんまり出さない人など、みんな違う。
いっつもランドかシーにしかいないんじゃないかってOGもいるし… 

退団したら急にお母さんがセットでメディアでまくりな方もいるし…

まあ、私の最初のご贔屓が基本的に空の写真ばかりアップされるタイプなので、、それもいいけど、お姿がみられるのは、宣伝だろうが何だろうが眺めているだけである種の気晴らしになり、楽しんでいる。



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