隣のヅカは青い

ヅカファン歴は30年ほど。しかし観劇デビゥは2019年から。それほど遠い宝塚についてのブログです。

美人たちの戯れ

色々とアレがアレなもんで、ていうことだったのかしら。プルミエールが無害で楽しい特別編を編成して頑張っていた件。

愛され娘役、ゆきちゃん

そういやこの二人、同期だったね。仙名彩世と珠城りょう。
ゆきちゃんは公称の身長162センチなのに、たまきちとならぶとまあちっちゃい。たまきちがすべてでかいかというと、今の姿はまあ~、親なら自慢して連れ歩きたいほどの品の良い美人。ていうかマジで美女。顔がでかいとか頭がでかいとか、そんなことひとっつもなく全部がバランスよく美しいのに、ゆきちゃんとたまきちの並びは大小ってかんじでほほえましかった。
首席でなんでもできるゆきちゃんとならぶたまきちがまた、全力で下って感じで、ゆきちゃんがおねえさんというか委員長って感じでほほえましい。この二人の現役時代後期あたりで、カップリングみて観たかったな~デュエットダンスとかコメディとか、みたかったな~~~~~~。

全力投球過ぎる

寿司握って→それをミニチュアで再現して、という企画であったが。
なんていうか基本的に優等生なふたり、寿司づくりもサッとそつがなくそれがおかしみがでていてクスっと笑えた。あと珠城りょうの手はやっぱでかいんだな、とシャリのでかいのにじわじわきた。
映像の流れとは全く無関係なところでは、見よう見まねで握る寿司がさび抜きなのも地味に気になったり。

そして、ゆきちゃんの指導のもとに作られていくミニチュアが、イメージ以上にミニ過ぎてびっくり。想像もしていないミニチュアのシャリ作りの工程では、「そんな量で足りるのかな?」と余計なことが気になったりもしたが、出来上がってくるミニチュアが小さすぎて!
でも仕上がりがいい。並んでいる、最初にささっと作っていた手作り寿司の方も出来が普通によくって。さすがやねぇ。

余計なお笑い(変な失敗とか)を取ることもなくサクサクしっかり「このお寿司後で食べるから」とちゃんとするあたりもイメージ通り。
「まだ未完成、シチュエーションを演出する小物がまだ」というゆきちゃんからはミニチュアへの愛情が強くって本当に器用で。指先だけじゃなくあらゆる面で起用過ぎて歌劇団の現役時代、少々遠回りしたゆきちゃんは、それもあってぴかイチ愛され娘役だったよなあ…。

プルミエール、どうする問題

歌劇団とは適切な距離をどちらかというと、より近く親しくなりたい気配を醸し出しながら、年々ヅカ関連コンテンツの充実を図ってきたWOWOW。
特に素晴らしいのが副音声解説つきでの公演放送で、興味深い話のオンパレードでファンなら必見のコンテンツといえる。

そして本公演の開幕に合わせて、毎度トップと2番手あたりが出演し、ミニゲームしたり○×アンケートしたりする番組「宝塚プルミエール」。
ここ数年は、卒業したトップスターがご褒美のように、WOWOWのこの番組枠で好きな遊びをするってのが流れとしてできあがっていたし、卒業したトップスターが交代でプルミエールのナレーションを担当しているこれまたご祝儀的な、流れができあがっていた。

とにかく、卒業したトップスターの最初のお仕事場として存在感を増していたのがここ最近のWOWOW。有料老舗BSチャンネルとして実にうまい企画だとおもっていた。
だからこそ現在の問題をどう取り扱い、どう距離を置くかがまだ見えていない中での今回の特別編放送。まだまだWOWOW側も、歌劇団側が対応に追われている状況をそっと対岸で様子をうかがっている、といったところなのだろうか。




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