隣のヅカは青い

ヅカファン歴は30年ほど。しかし観劇デビゥは2019年から。それほど遠い宝塚についてのブログです。

ブランドと歴史って大事

FF16 公演の中止・順延ばなしがまことしやかにささやかれているが、一段落感があってからお稽古にはいらないと、こちらとしても拍手を送りづらいわけで。

ヅカ好きの古参マダムほどFF16どころかシリーズも知らないんじゃないのかなあ~~なんて思うのだけれども、ゲーム会社界隈に詳しい身としては、スクエニ法務部は奴らの中では最弱と言われた時代もあり……、
なんでしょうねぇ……いまめっちゃCMしている、スクエニの伝家の宝刀FF7 のメインキャラの声優さんなんて致命的なスキャンダルやってますしねぇ…FF10を歌舞伎化した方の…歌舞伎界でもね…大事件ありましたけども、なので…慣れてるんじゃね?とか思うんで阪急は阪急でしっかり課題と問題に取り組めば、向こうは全然待ってくれるよ。ウン。

やっぱり歴史の重みか

400年も血塗られた歴史のなかでやっている歌舞伎は強いなと思ったこの数年。
あと代役公演の体制も非常に強いし。
看板役者が座長公演として公演を背負うかたちは同じなようで全く違うのがみてとれる、歌舞伎と歌劇。歌舞伎は昭和のある時点まで、役者が興行主である松竹と契約を特に交わしておらず、慣習で出てただけだったんで、あるとき東宝が正式に出演交渉とか契約とか手続きしにいってとある一門がごっそり東宝の映画にでちゃってさあ大変なんてことがあったりとかして、今はちゃんとその辺もしているとか。

歌舞伎役者側の事情は、一門(一家)を養わないといけないから、自分が座長とる公演であれば端役も一門の役者に振ることができるんで、年間スケジュールを組むときに幹部役者陣と松竹とで会議してアレコレ決めるというのを書籍で読んだことがある。何年も前の話なのでいまは違うのかもしれない。
親子なりで芸を継承している強みは、骨格が似るから同じようなことしたら似るのよね。客も、芸のうまい下手よりも、子が継いでいくところを目撃することを楽しむから、親子の代役であったりは非常に受けがいい。
血縁はなくとも一門の若手が代役をとったり、歌舞伎あるあるではとんでもないビッグネームが代役やったり(玉三郎さんとか)がときどきおこるから、それもまた楽しさに転換される強さがある。

歌劇からすれば本当にうらやましいことだろうが、スター制度の先駆者である歌舞伎でできていることが、歌劇団でできないことはない。っておもうのだけどな。

代役をやるっていっていたけれど

かつては、卒業となる公演の大・代役公演の実施もあった歌劇団
本当に3日間程度の休演をするくらいならば、代役を立ててほしいものだと自分は思う。ただ、難しいことも百も承知。
でもこの状態は今後も続く。確実に毎年ずっと。

私はもう遠征は組まない(組めない)し…、やっぱり「○○さんお大事に;;」で済ませていい状況ではないのでは、と思う。
この1年、急な休演を必要とする際の対応について何か改善がされているのかというと、全くそうは見えない。夢千鳥がつぶれたころから今もまったく。
責任者やマネージャーがうまくない組織のやり方をみているようで、まったくもって、健全ではないんじゃないかしら、と心配。下のものはしんどかろう。







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