まあ妄想なんですけど。
ふと気がついてしまった。今更。
さて今、宙組「アナスタシア」が大好評。
しかし本拠機宝塚大劇場への遠征組、リピート組はコロナ前とは違い…
これまで花組、月組、そして宙組もやはり、宝塚大劇場のチケットは完売しない。
当たり前だろうなぁ。
ピガールのパンフ完売の件
宝塚大劇場公演中、月組公演のパンフが完売して、途中補充が間に合わなかったらしい。
観客がリピート中心・会中心から一般に開かられたからだろう。はじめての人は購入するものね。
一般前売時点でもうチケットがない状態よりも、正直今の状況を歓迎するファンも少なからずいると思う。
行きたい、しかし…
アナスタシアを観たいなぁと思うものの、月組公演同様、本拠地への遠征は厳しい。自分は東京だし。
いまは東京公演も、かつてより友の会がチケットを回してくれるので、じゃあ東京で、となるのが自然だし安全だよね。
チーム編成の終わるとき
タカラジェンヌたちは観客とは違い、多分本当に命懸けで感染予防に徹している。
舞台に穴を開けるだけでは無い、もし自分が組内に感染を持ち込んだら、トップコンビに感染させたらと思うと恐怖だろう。
まだまだ、各組公演は人数を減らしての公演が続く模様。
しかしこれ、限界がある。
役が足りない問題
アナスタシアもロミジュリもそうだけど、海外ミュージカルでよく言われるのは「役の少なさ」
そして、オリジナル公演であったピガールのライブ配信を観た時点での私の感想「役はあっても結局生かされていない」
果たして役が足りないのか。
役者の人数が多いだけでは?
そして、自然に減る時代がはじまる
そもそも、80人の座組みは多い。
役を与えたところで、場面を与える時間はない。
そしてこのコロナ禍で下級生を中心にチーム分けをして人数を減らしている。
合理的な解決として、今後、宝塚は各組を50人〜60人程度に減らしていく道が妥当ではなかろうか。
各組20人減ると全体で100人減。
チームわけなどせず、全員が同時に舞台に出られる人数にする
そして、役回りの濃度が高くなる人数に減らす
ひとりひとりの比重はあがるが役者にとってはメリットは多いだろう。
劇団にとっては経費削減になる。
音楽学校の募集人数も、40人から30人に減らす。元々40人固定時代は割と最近のことだし…
勝手なことを書いてみると、そう非現実的でも無いように思えてくる。
まず音楽学校に入学してもらわないことにははじまらない宝塚歌劇にとっては、化ける可能性のある生徒を一人でも多くとって育成したいのが本音だろう。
けれど、長く組織が続くためには、常に変化が求められる。
私たちファンがそれを眺めて楽しめるのか、来年の予定も立てられないこの状況が当たり前になることに、もっと慣れなければならない。