隣のヅカは青い

ヅカファン歴は30年ほど。しかし観劇デビゥは2019年から。それほど遠い宝塚についてのブログです。

公式のソラカズキを堪能する

堪能するといいつつ、配信をすっかり忘れていてM-1みはじめてたから、冒頭15分ほど間に合わなかった。
けれども、配信開始後30分経過まで購入可能なことがありがたい。

貴重な満足感

ディナーショーとやら。ヅカのそれは、本当にコアなファン向けであるなとかみしめる機会であり、それを基本的に配信やスカステ映像やらでのみ眺める身からいうと、それほど夢中になって観るほどには楽しいというわけでもないが観たくないわけでもない、流し見系なコンテンツである for me。

だが今回のソラカズキについては、大変貴重な、何とも言えない嬉しさや満足感、こみあげるものがあった。ただ私が彼女が好きだというだけではない、思わず見とれてしまう豊かな魅力・スター性をみられることができた喜びがあった。

はて

いま、参加メンバーと公演タイトルを正確にひこうと検索したが、ホテル側サイトも歌劇団公式もこのページが404エラーとなっており、コンテンツ非表示であった。
まだ過去一覧にいれこんでいないのか、ディナーショーはカウント除外なのか?

咲城けい、華純沙那という若手二人との競演であったこのディナーショーは、三方ヨシという公演であったのではなかろうか。
野口氏の演出は確かであったし、咲城けいの魅力も、華純沙那の魅力も、それぞれと和希そらとの関係性や絆もしっかりと伝わってきて、実にまとまりがよかった。

和希そらがスニーカーで踊りまくってくれて最高だったんだけれども、バックでぴったり踊る二人もすごかったよね。なんだかんだ言われまくっている歌劇団だが、こういうときに厳しい世界だからこそしっかり下級生も踊れる・魅せられる姿に育成されているその強さを発揮するよなぁと思う。思ってしまう。
こんなに整った外部の役者って少ないよ。

もしもを考えてしまう

もしも、ソラカズキが95期生だったら……ということをふと、妄想してしまった。
礼真琴とキャラが被る?いいえ、全く違う個性。歌とダンスの魅力も違う。そして、ソラカズキはめっちゃ、いい。なにも95期じゃなくていいんだわ、98期でも99期でもいい。他の期であったら。
でもいま旅立つ彼女を、その選択をどこまでも応援したいし、またどこかで観たいなあと思う。でもいつだって惜しいのは、男役の和希そらはこれが最後だということ。はあ……。

しっとりソラカズキ

赤い鳥逃げた がしっかり入ってくれていたのですごくすごくすごく嬉しかった。
でも夢千鳥のときとはまたちがう、なんかしっとりと…食感の違う仕上がりで、ぐっときた。

キッチュが聴けたのも嬉しかったな。かなうなら本公演でみたかったねぇ、ルキーニ和希。でもルドルフ和希も捨てがたし。
人数が3人であったので、トークもたっぷりだし、咲城けい、華純沙那それぞれの魅力も花開いていたし。何より、幸せな2時間にしようという気合というか決意みたいなもの、しっかりと感じた。

お衣装もどれも素敵で。髪の色も、以前から一番似合うなあと思っていたあのトーンの仕上がりでまさに完璧。いいクリスマスイブでした。


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