隣のヅカは青い

ヅカファン歴は30年ほど。しかし観劇デビゥは2019年から。それほど遠い宝塚についてのブログです。

月組東京・阪急貸切(夢組)の当選のはなし

いや~…。
正直ね。阪急貸切に当選して、銀座エリアで指定のランチ食べて観劇するたびにね思うの「クッソ割高だな」と。わかっているのよ。わかっているの。
足元みられてんなーって。

最後の阪急貸切にしようと思ったのは

宙組のハイローで私何を思ったのか、阪急貸切に気合を入れて申し込んでいました。SS席2回みれるような…ていうお値段で、舌の肥えた私を全く満たさないランチをいただき、S席で観劇。ほぼSSってくらい、S席の中でもスゴイ前だったけどさ。キキちゃんの挨拶もついてたからいいけどさ。
今思っても、友会でもチケット当たってたんだし何をそんなにむきになって複数回観ようとしたのか、今でもよくわからない。

ひとつの舞台を何度も何度も観たがるのはファンの悪い癖…。冷静になれ自分…お金は一番大事…そう思って、あのとき観劇に大いに満足しつつも、やっぱり割高すぎるなと実感したので、もうよっぽどの、ほんっとに退団公演とかね、そういうよっぽどがない限りは阪急貸切は、私の価値観では高すぎるのでやめようって。

舌の根が乾かぬうちに

月組。ギャツビーが生観劇できなかったので、すっかり生月組がごぶさたで。
おまけに演目が応天の門と、原作が好きなやつで。からんちゃんとかぎりくんとかかれんちゃんやるうさんたちの卒業公演で。
よっぽど、の機会が即やってきた。

夢組の募集がかかってから即、キャンセル可能となっている宿泊プランやいいお値段するランチプランを片っ端から申し込むことにした。
最初のころは、同じ日程で複数プラン申し込んじゃいけないのかな?て思っていたんだけれどもそうではなく。
阪急貸切はよくみるとオリジナルのカードとかのお土産付きの低価格帯(それでもSS席くらいの値段でS席以下)プランについては「キャンセル不可」となっているんだけれども、10万近い帝国ホテル宿泊プランとか、それよりさらにお高い2名でのみ申し込めるザ・キャピトルホテル東急のプランや、レム日比谷という東京宝塚劇場まんまえのただのビジネスホテルの3万4千円くらいする宿泊プランなどは、キャンセルが可能。

久しぶりの月組がどうしても観たい。そして友会は全滅。そんな私は、これらに色々申し込んじゃったよね。

阪急貸切、その内容

今回の月組。募集していた阪急の貸切日は2日ある。4/1と4/18。

平日の18日は仕事の兼ね合いで無理できないので、4/1を本命として、私が申し込んだ中では一番お高いのが93000円の帝国ホテル宿泊プラン。
帝国ホテル。ご存じない方はないが、あそこは(建て替え前の今は特に)設備が古く泊まるならただのホテルだ。ほんとに何の特別なこともない。帝国ホテルが本領発揮するのは政府が仕切る行事で世界各国の要人がやってくるときのみであり、そのためのホテルであるので、彼らにとって本命客ではない一般人が一般のフロアに泊まる経験について、特別な期待はない方が良い。あくまでも、ごく当たり前に普通のちゃんとしたホテルということなのでね。10万近く払うなら高級旅館でしっぽりできるなんて思ったらもう無理よね。

他のランチプランも、S席前方とか、S席のセンターブロック確約プランなどは大体2万前後。ちなみにどのランチプランを選ぶか?ははっきりいって、立地でいい。
劇場近くを選ぶ、くらいの感覚。なぜならどこのランチも、「2万近く払って、9500円のS席のチケ差し引いて…この内容?」ていうランチだから…。
阪急交通社ががっつり儲けを持っていっているのがよくわかる、ごくごく普通のランチセットをいただくことになる。大体が雰囲気重視のお店。

でもどんなプランも、お高いプランになればなるほど、いい席は用意してくれるの確実に。

抽選とは

阪急貸切は、阪急からのメールにあるURLからでしか応募できないみたい。これは「夢組」という阪急交通社のなかのさらにタカラヅカ観劇用の会員に加入する(登録するだけ)ことで「夢組通信」とかいうメルマガが届くようになり、貸切公演の情報が届くようになる。

阪急貸切は、あらかじめ申し込みが殺到することが予想される場合、申し込みはすべて「リクエスト受付」というステータスになり抽選となる。抽選に当たると順次、阪急交通社からメールがきて、またマイページに行くと当選したプランのステータスが「リクエスト」→「入金待ち」に変化する。こうなったらあとは期日までにお金を振り込むか、マイページ画面からクレジットカード決済すればよい。

しかし、このいつまでに入金すればいいの?がちょっとわかりにくい…。
「当たりました」とは連絡がこない「入金待ちですよ」というメールがくるし、マイページもあくまで「入金待ち」で、注意書きをよく読むと「予約成立から2週間以内にお金払ってね」と書いてあるという感じ。
予約成立日=入金待ちですよメールが届いた日 と考えて自分でチェックしておかないと、アナウンスはされないと思っておいた方がいい。

今回の月組(4/1・18の阪急貸切公演)の場合、2/14に募集開始。4/1の方のとあるプランの「入金待ちですよ(当選)」連絡がきたのが2/20。
18日公演の方の「入金待ちですよ(当選)」連絡がきたのが2/22。

で、どんなふうに当たるのか

私は今回初めて、キャンセル不可の、金額的に下位のプラン以外の1名で申し込めるものは片っ端から申し込んでみた。お高い宿泊プランはよくよく考えて、自分が観劇を楽しめる金額までのプランを選んだし、泊ってもいいかなと思えるホテルを選んだその結果、2/20に「入金待ち(当選)だよ!」と連絡がきたのは…
私が申し込んだ中で最も値段が高い宿泊プランだった。
…え、マジで? と思ったよ。いや~当たると思わなかったし……。結構いい値段払うし…。ていうか93000円の帝国ホテル宿泊プランだよ…。

その後、2日待っても3日待っても、ほかのランチプランの当選連絡がこない。93000円プランしか当たらなかった、というわけよ。
で、2週間あるしちょっと待って、遅れ連絡くるならもっとお安いプランでもいいのと待っていたら22日に、4/18公演の方の「入金待ち(当選)」連絡のほうが来てしまった。
こっちもまた、自分が申し込んだ中では一番お高い、数万円の宿泊プラン。

もうわかった。阪急交通社は一番高いプランの当確から出すんだ。5万以上するような宿泊プランの当選確率はたぶん、1万数千円のランチプラン(おそらくここが激戦)よりはるかに高いんだ。

どうしても観たいのなら勇気をもって最高額を

全申し込みを均等に抽選して当選連絡をしてくるものだと思っていたピュアな自分はこうして滅亡した。
4/1と4/18両方、10以上のプランに申し込んで、どちらも申込した中で最高額のプランのみ、早々に「入金待ち(当選)」といってくるとは。
これで2週間振り込まずキャンセルしたらほかの誰かの「リクエスト受付」が「入金待ち」へ変わるのだろう。阪急のこの「リクエスト受付」状態は、他者のキャンセルに対応すべく結構ギリギリでも「入金待ち(当選)」となることがあるという。

にしても、両方キャンセルせずに行くとなるとちょっとした初任給手取りくらいの値段を払うことになる。さすがにそれは無い…。
片方については2週間キャンセル後、ほかのランチプランに当選連絡がくるのか?このまま検証してみようと思う。




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