隣のヅカは青い

ヅカファン歴は30年ほど。しかし観劇デビゥは2019年から。それほど遠い宝塚についてのブログです。

タカラヅカ関連

新人公演の非公開化について考えた

いま一度、新人公演のライブ配信をやめることについての検討はアリなのかもしれないと思った話。 これまでの話 2021年 雪組 東京宝塚劇場『CITY HUNTER』が、新人公演の全編ライブ配信としては初だった。 これの背景には新型コロナウィルスの世界的流行があ…

退団と卒業

ひっそりと、宙組から2名が予定通りに退団していったようだ。 卒業であったはずなのに。彼らに「卒業式」は用意されなかった。そのことが少し悲しい。 優希しおんさん、花宮沙羅さん両名の今後が明るい日々でありますように。歌劇団のホームページをみると既…

幻と幻

正式に宙組新トップお披露目公演の東京中止と、予定組替えの中止が発表された。そうだと思ってた。 まさに幻 このままお蔵入りになる可能性もゼロではないし、時間をあけて…、新トップの退団公演として仕切りなおされる可能性もゼロではないかもしれない。私…

美人たちの戯れ

色々とアレがアレなもんで、ていうことだったのかしら。プルミエールが無害で楽しい特別編を編成して頑張っていた件。 愛され娘役、ゆきちゃん そういやこの二人、同期だったね。仙名彩世と珠城りょう。 ゆきちゃんは公称の身長162センチなのに、たまきちと…

「代役」公式が非公式化する不思議

前回書いた内容を自分で読み返していて…。そもそもなんだけど、新人公演の主演の子に代役やらせてもよかったんじゃないかねぇと思った私。 主演は「分散させない」 娘2格の二人はそもそも出番が多く目立つポジションに配置されているので、これの役替わりの…

ついにやってくる。主演代役公演が当たり前になる日々…その前に。

健康第一・安全第一ですから、全く問題ないと思う。 月組の真ん中、やられる 先日主治医もいっていたけれども、いまインフルが本当に蔓延しているそうで。株主総会のことばを忠実に実行する阪急、ついにヒロイン休演の日がやってきてしまった。11月7日(火)…

万博中止論とアンバサダーの行方

ネット上では、作家の筒井康隆氏のネットインタビュー記事が拡散され、もともとくすぶっていた万博中止勢の勢いが加速しているようだ。 万博なにそれ そもそもだが、関東…東京都内で暮らし働いている自分が万博のことを少しでも知っていて関心を寄せていて命…

冬がはじまるよ

ほらまた僕の…と口ずさみたくなるほど公式が雪まみれになった先日。 もはやスケジュールがどうなってんだかよくわからないので、このタイミングでの一連の発表が、ほぼ予定通りのタイミングでのものなのか、そうでないのかもよくわからない。 ただ、どうやら…

『当日の中止発表』の混乱

新型コロナウィルス流行による世界的なパンデミックと国内の法制度での規制対象となったことから、新型コロナウィルス感染拡大防止策の措置が義務付けられた企業は、人を集めるイベントができなくなり、歌劇団も数か月間の公演休止期間を余儀なくされ、その…

不思議な「インフルエンサー」たちのお仕事

古い友人が某ハイブランドに勤めている。友人は日本の老舗ブランドなどを幾つか務めたあといまの外資系ハイブランドで働いて20年超なので、その業界事情に大変詳しいプロ。 おぎはやぎとカルティエ 先日ラジオで、カルティエの時計イベントにお呼ばれしたこ…

生きる経験

振り返ってみると、若手を早期抜擢することよりも人気や人望があり、なにより本人の心身の丈夫さがその経験によって育っている上級生が主演をとることは、舞台内外を安定させることにつながるのではと、改めてそう思う。 代替わりが必須である宝塚歌劇。おま…

和希そら。赤い鳥が逃げた

予定調和な月組トップ退団よりも、こちらの方がよっぽど動揺したソラカズキの卒業宣言。 ああああー!!ずっとあなたの男役を観ていたかったよ、和希そら 見事すぎる引き際 和希そらの去就タイミングを考えたら(そして最近のご本人もどうやら組替えあたりで…

タカラジェンヌ人生いろいろ

6年トップ娘役を務めた愛希れいかが娘役転向後、新人公演の主演含めて、務めたヒロイン(主演娘役)総数26 ていうWikipediaさんの数を信じると ヒロイン回数20回といわれる海ちゃんの存在感たるや。ちゃぴはトップ娘役になるために娘役になった子。あの急ご…

始めにトップスターありき

新約聖書「ヨハネによる福音書」第1章より 「初めに言葉ありき」 創世は神の言葉(ロゴス)からはじまった。ロゴスとはWordであってlanguageではない。論理にちかい意味合いで、ただ「語」があり、それが神・この世の根源である……歌劇にはトップスターありき…

くるくる回したいならば、パッシィ(パッツィ)の館よ再び。

私が生観劇をするときは、いつも、自分が拍手したいところでしか拍手しないようにしている。 手拍子求められる場面はもちろん乗るし、最後のご挨拶的な場面ではありがとうの気持ちを込めて拍手するけども。 絶対に拍手しないでござるの場面 そりゃもう、トッ…

後顧の憂いは絶てた気がしていた

結局月組ってなんかごちゃつく運命なのだろうか。 えらかったよ前任は 珠城りょうがごたごた人事を全部吸着して持って行ってくれて、さあ新体制はきれいにスタートだと誰もが思ったに違いないあの日。 新トップをとにかく曇りなき存在にした引継ぎの一点にお…

組替えとか入籍とか

色々下書きのまま、まとめきれずにいるものがいくつかあるなか、ボケっと連休最終日。 まさかの真彩ちゃんと生田氏の入籍ニュースが。 はやい!と一瞬、次に納得なまあやちゃん とはいえなんとなくなんとなーーく、生田氏って「この人独身だったら誰かジェン…

一期一会だからこそ

星組さん、ありちゃん代役で予定通りの再開がかなって何より。 しかし、それでもあと13公演あるってすごい。身近な中小の舞台だと、全公演積み上げても13公演の規模ってざらだから…あらためて、宝塚歌劇団って日本最大級なんだなあと。 それをシングルキャ…

ムラのチケット鈍化が卒業タイミングなのか

昨日から、チケトレにお気に入り登録している月組のチケット出品お知らせ通知が止まらない。なんでなんだろう。対象演目は月組の次回本公演 ミュージカル『フリューゲル -君がくれた翼-』作・演出/齋藤 吉正 東京詞華集(トウキョウアンソロジー)『万華…

SS席とのご縁~友会と友達になるのが一番~

友会からのお知らせで、宙組、新トップコンビお披露目公演の宝塚大劇場公演、なんとー!SS席が当選。 もう遠征はしないなんて言わないよ絶対 宝塚の生観劇をしてみようと思い立ってから、おもに「とれるチケットがあるならロケーションは問わない」というこ…

宝塚歌劇をタカラヅカ界隈の外でやるとヅカ界隈以上に盛り上がる件

元々の人気と、あとたぶん他は真似できない長い歴史があるからこそ、日ごろ興味がない人間の興味を引くコンテンツであり続けることができている「宝塚歌劇」。振り返ってみれば日本の芸能界はもともと舞台だけが活躍の場だった。それから、映画やラジオがは…

君たちはどう生きるトリか

先日、例の鳥映画を観た。日比谷のTOHOシネマズで。宝塚歌劇以外でこの界隈に来るの不思議~。千秋楽の翌日だったので、なんか界隈がほっと静かだった印象。映画の方は公式がネタバレを一切許さない姿勢というか、何も事前情報を入れない状態で観てほしいと…

女役表現の線引き、実は。

WOWOWプルミエールの雪組回を見返していて、あーさとソラカズキの並びと会話がやっぱりなんか、いい組み合わせだな…なんて反芻して。で、映像で紹介された例のソラカズキ・クレオパトラダンス場面。 先日千秋楽を観た時にも「あー」と思ったけれどもやっぱり…

どうやら110周年は大事らしい。古いものたちが新しいものを作る

宝塚歌劇110周年記念について、歌劇団はしっかり力を入れてお祭りにする模様。一気に発表された内容をみた第一印象…「散らかっている」トップスター5人を並べての記者会見の様子は…「咲ちゃんの等身大モニタ登場は、思った以上に自然に並べられていて、技術…

「らしさ」とはなにか。ミーマイ画像にみる「タカラヅカらしさ」

マイティが専科異動となり一発目が、博多座ミーマイの主演。 大人気演目だけに、礼真琴が出ないなんて、と残念がる声もあったが、礼真琴にミーマイはぴんとこない派なので残念ではなかったし、それより、暁千星と水美舞斗役替わり主演でのミーマイっていう方…

スカステをやめたタイミング

元々映像観劇しか、宝塚歌劇を観る方法がないと長らく思っていた身としては、視聴環境が整ったタイミングで、スカステ加入に迷いはなかった。 けれど今年の初めにスカステをやめてみた。 一日中スカステだったのに 加入してからは、大体休日や、平日の朝も仕…

休演とおやすみは大違い

働き方改革とかいう後付け(にきこえる)理由で、礼真琴の休業期間が発表されたあと、ざわざわしていた。 私はというと本人の口から説明されたことについてのみ歌劇団に対してくそ組織だなあとがっかりした。休むことそのものには何とも思わず、大いに休むも…

追加席がでるイープラス貸し切り公演

チケット難と思っていた月組別箱公演、『DEATH TAKES A HOLIDAY』。実際はどうなんだろう。人気トップコンビが東京で別箱公演する。作品の話題性も先行画像およびポスターも大勝利で「美」。 公演期間は2023年6月12日(月)〜6月28日(水)の17日間で、楽前…

謎の『会』という存在

少し前のことだけれども、知人がとあるスターさんの「会」に入っている話をしてきた。知人がわざわざその話をしてきたのには理由があって 「私、『大人会』に誘われたのよ」というのよ。じ、実在するのか~。おそろしや~ ※個人の偏見によるイメージですその…

芸名をみたときに真っ先に考えること

客席降り復活とかお茶会復活とか入り出待ち復活とかいうニュースが歓迎ムードだけれど、なんとなく引いてしまっている自分がいる。 とはいえそもそもが、お茶会や出待ちなんてものは無縁な生活をしてきているので、自分がかかわりそうなのは、客席降りを目撃…